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香澄とつかさのだらだら生活209日目
女子寮のある部屋での会話
(帰宅した辻と真鍋)
辻 :………………
真鍋:………………
(ボロボロの2人)
辻 :帰って来れたね。
真鍋:うん。帰って来れた。
辻 :怪我は?
真鍋:幸いにして……ない……
辻 :そりゃ……良かった。
真鍋:あたしもう、みこと先輩の実家行かない。
辻 :行かない、じゃなくて「行けない」だろ?
真鍋:うぅ……次行ったらコロサレル。
辻 :殺されるかもねぇ。
真鍋:うぅっ、かわいい小悪魔のちょっとしたおちゃめじゃんかぁ。
辻 :つかさのおちゃめは……下品なんだよ……
真鍋:そうかなぁ……ちょっとパンツを
辻 :思い出すから言うな。
真鍋:…………
辻 :ふぅ
(力尽き、抱き合うような形で布団に倒れ込む)
辻 :みことさんがうまく治めてくれるのを……期待しよう
真鍋:そうだね。
辻 :………………
真鍋:………………
辻 :………………
真鍋:…………えい。
(おもむろに辻の胸元を押す真鍋)
辻 :あっ。
(プチンという音がする)
真鍋:寝るときははずしなよ~。
辻 :分かったから、人のブラ勝手に外すな。
真鍋:だってフロントなんかつけてんだもん。
辻 :理由になってない!
(怒るが、2人とももう体が動かない)
(帰宅した辻と真鍋)
辻 :………………
真鍋:………………
(ボロボロの2人)
辻 :帰って来れたね。
真鍋:うん。帰って来れた。
辻 :怪我は?
真鍋:幸いにして……ない……
辻 :そりゃ……良かった。
真鍋:あたしもう、みこと先輩の実家行かない。
辻 :行かない、じゃなくて「行けない」だろ?
真鍋:うぅ……次行ったらコロサレル。
辻 :殺されるかもねぇ。
真鍋:うぅっ、かわいい小悪魔のちょっとしたおちゃめじゃんかぁ。
辻 :つかさのおちゃめは……下品なんだよ……
真鍋:そうかなぁ……ちょっとパンツを
辻 :思い出すから言うな。
真鍋:…………
辻 :ふぅ
(力尽き、抱き合うような形で布団に倒れ込む)
辻 :みことさんがうまく治めてくれるのを……期待しよう
真鍋:そうだね。
辻 :………………
真鍋:………………
辻 :………………
真鍋:…………えい。
(おもむろに辻の胸元を押す真鍋)
辻 :あっ。
(プチンという音がする)
真鍋:寝るときははずしなよ~。
辻 :分かったから、人のブラ勝手に外すな。
真鍋:だってフロントなんかつけてんだもん。
辻 :理由になってない!
(怒るが、2人とももう体が動かない)
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香澄とつかさのだらだら生活208日目
女子寮のある部屋での風景
(無人の部屋)
(エアコンつきっぱなし)
(床に、落ちた紙)
(カサ……)
(子ゴキ発見!)
(カサ……)
(しかし、子ゴキは窓から出て行った)
(どうやら、野良(?)ゴキだったらしい)
(本日も修羅場につきネタつかいまわし)
(無人の部屋)
(エアコンつきっぱなし)
(床に、落ちた紙)
(カサ……)
(子ゴキ発見!)
(カサ……)
(しかし、子ゴキは窓から出て行った)
(どうやら、野良(?)ゴキだったらしい)
(本日も修羅場につきネタつかいまわし)
香澄とつかさのだらだら生活207日目
女子寮のある部屋での風景
(無人の部屋)
(ドアに1枚の紙が貼られている)
(エアコンつきっぱなし)
――はらり。
(紙が、エアコンの風にあおられて床に落ちる)
(傷心旅行は、少し遠いところのようだ)
(ちょっといろいろあって昨日のネタの使い回し)
(無人の部屋)
(ドアに1枚の紙が貼られている)
(エアコンつきっぱなし)
――はらり。
(紙が、エアコンの風にあおられて床に落ちる)
(傷心旅行は、少し遠いところのようだ)
(ちょっといろいろあって昨日のネタの使い回し)
香澄とつかさのだらだら生活206日目
女子寮のある部屋での風景
(無人の部屋)
(ドアに1枚の紙が貼られている)
(かすみんとみことさんの傷心旅行につきあってきます
-きゅーとな小悪魔・真鍋つかさ)
(エアコンつきっぱなし)
(何より、ドアの内側に貼られていては誰も見ることが出来ない)
(真鍋も、2人を相手してそれなりに動転しているらしい)
(無人の部屋)
(ドアに1枚の紙が貼られている)
(かすみんとみことさんの傷心旅行につきあってきます
-きゅーとな小悪魔・真鍋つかさ)
(エアコンつきっぱなし)
(何より、ドアの内側に貼られていては誰も見ることが出来ない)
(真鍋も、2人を相手してそれなりに動転しているらしい)
香澄とつかさのだらだら生活205日目
女子寮のある部屋での会話
(布団に潜り込んで撃沈している辻)
辻 :………………………………
(心配そうに見つめる真鍋)
真鍋:…………………………
草薙:あの……つかささんは何故ふさぎこんでいるのです?
真鍋:なんか、好きな芸能人が死んじゃったんだって。
草薙:どなた?
真鍋:えーと……うえき……ひとし?
草薙:えっ!?
真鍋:結構古い人だけど、香澄ん実家で……
草薙:つかささんっ!
真鍋:うわ、なに!?
草薙:そ……そそそ……それはまことですか!?
真鍋:な、なにが?
草薙:う……うえ……ひと……
真鍋:ニュースに載ってたから、ホントだと思う。
(ショックを受ける草薙)
草薙:………………………………
真鍋:みことさん?
草薙:………………………………
真鍋:おーい、みことせんぱーい?
草薙:………………………………
(ふらふらと歩く草薙)
真鍋:おーい?
(布団に潜り込む草薙)
真鍋:みこと先輩まで……
(布団に潜り込んで撃沈している辻と草薙)
辻 :………………………………
草薙:………………………………
(あきらめる真鍋)
真鍋:今日はそっとしておこう。
(そして、書き手もブルー)
(ご冥福をお祈りいたします)
(布団に潜り込んで撃沈している辻)
辻 :………………………………
(心配そうに見つめる真鍋)
真鍋:…………………………
草薙:あの……つかささんは何故ふさぎこんでいるのです?
真鍋:なんか、好きな芸能人が死んじゃったんだって。
草薙:どなた?
真鍋:えーと……うえき……ひとし?
草薙:えっ!?
真鍋:結構古い人だけど、香澄ん実家で……
草薙:つかささんっ!
真鍋:うわ、なに!?
草薙:そ……そそそ……それはまことですか!?
真鍋:な、なにが?
草薙:う……うえ……ひと……
真鍋:ニュースに載ってたから、ホントだと思う。
(ショックを受ける草薙)
草薙:………………………………
真鍋:みことさん?
草薙:………………………………
真鍋:おーい、みことせんぱーい?
草薙:………………………………
(ふらふらと歩く草薙)
真鍋:おーい?
(布団に潜り込む草薙)
真鍋:みこと先輩まで……
(布団に潜り込んで撃沈している辻と草薙)
辻 :………………………………
草薙:………………………………
(あきらめる真鍋)
真鍋:今日はそっとしておこう。
(そして、書き手もブルー)
(ご冥福をお祈りいたします)
香澄とつかさのだらだら生活204日目
女子寮のある部屋での会話
(部屋で1人お茶をすする辻)
辻 :ふぅ~……
(部屋の中は静か)
辻 :(ずず……)
(しかし、部屋の外がたまに騒がしい)
真鍋:(遠くから)ひ~~、来んな来んな来んな~~!
草薙:(遠くから)今日でおしまいです。おとなしくしてください!!
(足音が近づいてくる)
辻 :まだやってんのか……
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :こんなに走ったら、汗だらけになるだろうに……
真鍋:(遠くから)やだやだやぁだ~~~!!
草薙:(遠くから)いい子だから我慢なさーい!!
(寮のあちこちから聞こえてくる声)
辻 :さすがに3日目ともなると、他の先輩たちも介入してこないし。
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :ていうか。あれだけ走れれば、もう治療必要ないんじゃ……
真鍋:(遠くから)香澄~ん、たぁすけてぇ~~!(ルパン調)
辻 :なんであんなにセリフが演技くさいんだ?
草薙:(遠くから)の~~が~~し~~ま~~せ~~~ん!!
辻 :みことさんまで……
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :あれだけ走れば、汗だくになるよね。おフロ入った後なのに。
真鍋:(遠くから)いーやー! おーかーさーれーるー!!
草薙:(遠くから)なっ! それは反則です!! 訂正なさい!!!
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :後で2人ともフロにたたき込むか……
(お茶をすする辻)
(部屋で1人お茶をすする辻)
辻 :ふぅ~……
(部屋の中は静か)
辻 :(ずず……)
(しかし、部屋の外がたまに騒がしい)
真鍋:(遠くから)ひ~~、来んな来んな来んな~~!
草薙:(遠くから)今日でおしまいです。おとなしくしてください!!
(足音が近づいてくる)
辻 :まだやってんのか……
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :こんなに走ったら、汗だらけになるだろうに……
真鍋:(遠くから)やだやだやぁだ~~~!!
草薙:(遠くから)いい子だから我慢なさーい!!
(寮のあちこちから聞こえてくる声)
辻 :さすがに3日目ともなると、他の先輩たちも介入してこないし。
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :ていうか。あれだけ走れれば、もう治療必要ないんじゃ……
真鍋:(遠くから)香澄~ん、たぁすけてぇ~~!(ルパン調)
辻 :なんであんなにセリフが演技くさいんだ?
草薙:(遠くから)の~~が~~し~~ま~~せ~~~ん!!
辻 :みことさんまで……
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :あれだけ走れば、汗だくになるよね。おフロ入った後なのに。
真鍋:(遠くから)いーやー! おーかーさーれーるー!!
草薙:(遠くから)なっ! それは反則です!! 訂正なさい!!!
(どたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどたどた)
(部屋の前を通り過ぎていく足音)
辻 :後で2人ともフロにたたき込むか……
(お茶をすする辻)
香澄とつかさのだらだら生活203日目
女子寮のある部屋での会話
(意識を失っている真鍋)
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :つかさ、本当に大丈夫かな?
草薙:大丈夫です。呼吸もしていますし。
真鍋:………………
(たまに指先がピクリと動く)
真鍋:………………
草薙:明日、仕上げをすれば完璧です。
辻 :明日もやるの?
真鍋:………………
草薙:ええ。中途半端はいけませんし。
真鍋:………………
辻 :……………………
草薙:逃がそうと考えてはいけませんよ?
辻 :え? ああ……うん……
真鍋:………………
(右足がビクンとはねる)
(意識を失っている真鍋)
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :つかさ、本当に大丈夫かな?
草薙:大丈夫です。呼吸もしていますし。
真鍋:………………
(たまに指先がピクリと動く)
真鍋:………………
草薙:明日、仕上げをすれば完璧です。
辻 :明日もやるの?
真鍋:………………
草薙:ええ。中途半端はいけませんし。
真鍋:………………
辻 :……………………
草薙:逃がそうと考えてはいけませんよ?
辻 :え? ああ……うん……
真鍋:………………
(右足がビクンとはねる)
香澄とつかさのだらだら生活202日目
女子寮のある部屋での会話
(横たわる真鍋、看病している草薙)
真鍋:う~……腰が……
草薙:すみません、本当に。
辻 :試合でやった事はあやまらない方がいいよ。
草薙:はあ……ですが……
真鍋:香澄んも心配してよ~。
辻 :心配って……自業自得だし。
真鍋:自業自得ってなんだ~
辻 :姑息な手を使うから
草薙:まさか、山本さんの後ろに隠れていたとは
真鍋:それがあたしのスタイルなのっ! カラーで個性なの!!
辻 :まー、そうなんだけどね。
真鍋:まさか、目の前でぐり山先輩がぶっこ抜かれるとは。
辻 :そして、その下敷きになるとは。
真鍋:とっさで受身とれなかった……ててて……
草薙:すみません……せめてアンマでお詫びを……
真鍋:そお? 悪いね~
辻 :甘やかすとつけあがるよ。
草薙:いえ、せめてこれくらい……
真鍋:そーそー。
草薙:それに、お詫びになるかはわかりませんし。
辻 :?
(手をわきわきを動かす草薙。それとともに「パキパキ」という音がする)
草薙:つかささん……
真鍋:ん?
草薙:辛かったら……早めに気を失ってください……
真鍋:へ?
草薙:草薙流按摩術……
(草薙の指が真鍋の腰にめり込む)
真鍋:い゛っっ!!
草薙:いきますよ!
辻 :うわ……ちょっ……
真鍋:うぎゃ――――――――――――――――――――――!!
(この後、悲鳴で寮中の人間が集まった)
(横たわる真鍋、看病している草薙)
真鍋:う~……腰が……
草薙:すみません、本当に。
辻 :試合でやった事はあやまらない方がいいよ。
草薙:はあ……ですが……
真鍋:香澄んも心配してよ~。
辻 :心配って……自業自得だし。
真鍋:自業自得ってなんだ~
辻 :姑息な手を使うから
草薙:まさか、山本さんの後ろに隠れていたとは
真鍋:それがあたしのスタイルなのっ! カラーで個性なの!!
辻 :まー、そうなんだけどね。
真鍋:まさか、目の前でぐり山先輩がぶっこ抜かれるとは。
辻 :そして、その下敷きになるとは。
真鍋:とっさで受身とれなかった……ててて……
草薙:すみません……せめてアンマでお詫びを……
真鍋:そお? 悪いね~
辻 :甘やかすとつけあがるよ。
草薙:いえ、せめてこれくらい……
真鍋:そーそー。
草薙:それに、お詫びになるかはわかりませんし。
辻 :?
(手をわきわきを動かす草薙。それとともに「パキパキ」という音がする)
草薙:つかささん……
真鍋:ん?
草薙:辛かったら……早めに気を失ってください……
真鍋:へ?
草薙:草薙流按摩術……
(草薙の指が真鍋の腰にめり込む)
真鍋:い゛っっ!!
草薙:いきますよ!
辻 :うわ……ちょっ……
真鍋:うぎゃ――――――――――――――――――――――!!
(この後、悲鳴で寮中の人間が集まった)
香澄とつかさのだらだら生活201日目
女子寮のある部屋での会話
(小の字で寝ている3人)
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
(真鍋の手がにゅーと伸びる)
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :ムネをまさぐるのはやめろ
草薙:………………
真鍋:…………ママ……
辻 :寝ぼけたふりするならけり出すよ?
真鍋;………………ちっ……
(真鍋の手がしゅるしゅると戻っていく)
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
(やがて、眠りに落ちていく3人)
(小の字で寝ている3人)
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
(真鍋の手がにゅーと伸びる)
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :ムネをまさぐるのはやめろ
草薙:………………
真鍋:…………ママ……
辻 :寝ぼけたふりするならけり出すよ?
真鍋;………………ちっ……
(真鍋の手がしゅるしゅると戻っていく)
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………………
(やがて、眠りに落ちていく3人)
香澄とつかさのだらだら生活200日目
女子寮のある部屋での会話
(辻の膝枕で唸ってる真鍋)
真鍋:…………ちゅい…………ぃぃ……
辻 :…………………………邪魔なんだけど……
草薙:つかささんはどうしたんです?
辻 :いつもの歯医者。
真鍋:……い……一時間以上…………かかった……
辻 :もー、そんな弱ってるなら普通に布団で寝てなよ。
真鍋:……やだ~……
(指をくわえて丸まる真鍋)
草薙:まあ、幼子の様……
辻 :甘えん坊もいいかげんにしときなよ~。
真鍋:やーだー。
(辻の太ももにしがみつく真鍋)
真鍋:固有領土の主張。
辻 :ボクはいつから領土になった?
真鍋:……主張しておいた方がいいかなって。
(草薙をちろりと見る)
草薙:とりませんよ。
(手を左右に振る)
辻 :みことさんまで~。
真鍋:ホントに~?
草薙:ええ。寝るときに片側だけ貸してくだされば。
真鍋:それくらいならお安いご用だけど~。
辻 :お安いかどうか決めるのはボクだろ。
草薙:駄目なのですか?
辻 :え……いや……
草薙:………………
(じっと辻を見る)
辻 :う…………いや……今さらだし、いいけどさ……
真鍋:う~~……見つめ合うな~~……
辻 :違うって。
真鍋:うぅ……つらいよ~……あたしの方を見ろ~~…………
辻 :………………………あのなぁ……
草薙:…………………
真鍋:香澄~~ん。
辻 :ええい、哀れっぽい声を出すな~。
草薙:ふう………………もう、寝ますか?
辻 :………………そうだね。
真鍋:う~~……
辻 :ほら、お布団おいで。
真鍋:う~~~~……
(もそもそと3人、布団に移動)
(辻の膝枕で唸ってる真鍋)
真鍋:…………ちゅい…………ぃぃ……
辻 :…………………………邪魔なんだけど……
草薙:つかささんはどうしたんです?
辻 :いつもの歯医者。
真鍋:……い……一時間以上…………かかった……
辻 :もー、そんな弱ってるなら普通に布団で寝てなよ。
真鍋:……やだ~……
(指をくわえて丸まる真鍋)
草薙:まあ、幼子の様……
辻 :甘えん坊もいいかげんにしときなよ~。
真鍋:やーだー。
(辻の太ももにしがみつく真鍋)
真鍋:固有領土の主張。
辻 :ボクはいつから領土になった?
真鍋:……主張しておいた方がいいかなって。
(草薙をちろりと見る)
草薙:とりませんよ。
(手を左右に振る)
辻 :みことさんまで~。
真鍋:ホントに~?
草薙:ええ。寝るときに片側だけ貸してくだされば。
真鍋:それくらいならお安いご用だけど~。
辻 :お安いかどうか決めるのはボクだろ。
草薙:駄目なのですか?
辻 :え……いや……
草薙:………………
(じっと辻を見る)
辻 :う…………いや……今さらだし、いいけどさ……
真鍋:う~~……見つめ合うな~~……
辻 :違うって。
真鍋:うぅ……つらいよ~……あたしの方を見ろ~~…………
辻 :………………………あのなぁ……
草薙:…………………
真鍋:香澄~~ん。
辻 :ええい、哀れっぽい声を出すな~。
草薙:ふう………………もう、寝ますか?
辻 :………………そうだね。
真鍋:う~~……
辻 :ほら、お布団おいで。
真鍋:う~~~~……
(もそもそと3人、布団に移動)
香澄とつかさのだらだら生活199日目
女子寮のある部屋での会話
(ガックリとうなだれている朝比奈)
辻 :………………
真鍋:………………
(同じくうなだれている草薙)
朝比奈:…………すまん、甘く見すぎていた……
草薙:すみません……本当にすみません……
辻 :いえ、なんとなく予感はしてましたから。
朝比奈:不甲斐なくて……すまん……
辻 :何があったんだか……
朝比奈:聞かないでくれ……
草薙:……うう……
真鍋:両者KOか……
辻 ;勝者無き戦いだったみたいだね
草薙:帰ってきて……いいですか?
朝比奈:すまん……ひきとってやってくれ……
辻 :別にいいですけど。
真鍋:何があったのかだけ、気になるよね。
(しかし、2人とも昨日のことについては一切口をひらこうとはしなかった)
(ガックリとうなだれている朝比奈)
辻 :………………
真鍋:………………
(同じくうなだれている草薙)
朝比奈:…………すまん、甘く見すぎていた……
草薙:すみません……本当にすみません……
辻 :いえ、なんとなく予感はしてましたから。
朝比奈:不甲斐なくて……すまん……
辻 :何があったんだか……
朝比奈:聞かないでくれ……
草薙:……うう……
真鍋:両者KOか……
辻 ;勝者無き戦いだったみたいだね
草薙:帰ってきて……いいですか?
朝比奈:すまん……ひきとってやってくれ……
辻 :別にいいですけど。
真鍋:何があったのかだけ、気になるよね。
(しかし、2人とも昨日のことについては一切口をひらこうとはしなかった)
香澄とつかさのだらだら生活198日目
女子寮のある部屋での会話
辻 :………………
真鍋:………………
辻 :みことさん、大丈夫かな……
真鍋:ん?
辻 :いや、すごい悲壮な顔して朝比奈さんについてったからさー。
真鍋:あー……
辻 :今頃、どうなっていることか。
真鍋:どっちかっていうと朝比奈先輩の方が大丈夫かって気がするけど……
辻 :何で?
真鍋:何でって……
(無言で、Wiiリモコンの残骸を指さす)
辻 :朝比奈さん、大丈夫かな……
真鍋:致命傷っぽいもの壊されなきゃいいけどねぇ。
辻 :うん。
真鍋:そんなことよりさ。
辻 :ん?
(つつつ、と辻に寄り添う真鍋)
真鍋:久々に2人きりだね。
辻 :もじもじしながら言うな。
真鍋:え~、だってぇ。何だか照れちゃって。
辻 :だからマジっぽく言うの禁止。
真鍋:マジなんだってば!
辻 :…………はぁ……
真鍋:あーっ、何だよその「やれやれ」って感じのタメイキ!
辻 :やれやれって感じのため息だよ。
真鍋:むき――――――!
辻 :ほら、寝るよ。
真鍋:こらーっ! 話は終わってないぞ!!
辻 :終わったって。
真鍋:終わってない――!
辻 :じゃ、1人で寝る?
真鍋:………………………………
辻 :おやすみ~
(布団に潜る)
真鍋:…………………………
辻 :…………………………
真鍋:…………………………
辻 :…………………………
真鍋:香澄んの卑怯者ぉ。
(横に潜り込む)
辻 :………………
真鍋:………………
辻 :みことさん、大丈夫かな……
真鍋:ん?
辻 :いや、すごい悲壮な顔して朝比奈さんについてったからさー。
真鍋:あー……
辻 :今頃、どうなっていることか。
真鍋:どっちかっていうと朝比奈先輩の方が大丈夫かって気がするけど……
辻 :何で?
真鍋:何でって……
(無言で、Wiiリモコンの残骸を指さす)
辻 :朝比奈さん、大丈夫かな……
真鍋:致命傷っぽいもの壊されなきゃいいけどねぇ。
辻 :うん。
真鍋:そんなことよりさ。
辻 :ん?
(つつつ、と辻に寄り添う真鍋)
真鍋:久々に2人きりだね。
辻 :もじもじしながら言うな。
真鍋:え~、だってぇ。何だか照れちゃって。
辻 :だからマジっぽく言うの禁止。
真鍋:マジなんだってば!
辻 :…………はぁ……
真鍋:あーっ、何だよその「やれやれ」って感じのタメイキ!
辻 :やれやれって感じのため息だよ。
真鍋:むき――――――!
辻 :ほら、寝るよ。
真鍋:こらーっ! 話は終わってないぞ!!
辻 :終わったって。
真鍋:終わってない――!
辻 :じゃ、1人で寝る?
真鍋:………………………………
辻 :おやすみ~
(布団に潜る)
真鍋:…………………………
辻 :…………………………
真鍋:…………………………
辻 :…………………………
真鍋:香澄んの卑怯者ぉ。
(横に潜り込む)
香澄とつかさのだらだら生活197日目
女子寮のある部屋での会話
(朝比奈、入室)
朝比奈:おーい、持ってきてやったぜ。
辻 :あ、ありがとうございます。
草薙:お手数おかけします。
朝比奈:まー、草薙が機械オンチってのは聞いてたからな。
真鍋:ほんと。あたしらじゃ、手に負えないからさー。
朝比奈:ああ、まかせとけ。手ほどきしてやる。
草薙:本当に……私が機械を嗜むようになれるのでしょうか?
朝比奈:大丈夫。簡単な教材にしたから。
辻 :教材……
真鍋:何もってきたの?
朝比奈:これだ。まだ近所で売れ残ってたから。
(ごそごそと取り出したのは「週刊ロボザック」)
草薙:………………?
辻 :なに……これ……?
真鍋:あ、テレビでやってた。ロボット組み立てるやつ。
辻 :あ、あーあー。あれか。
真鍋:毎週パーツがついてきて、二足歩行ロボットをって……
辻 :………………
真鍋:………………
朝比奈:入門としてはこんなモンだろ。
辻 :(むり)
真鍋:(絶対むり)
草薙:……………………
(本の表紙を見ただけで脂汗のにじむ草薙)
辻 :(ああ、やっぱ固まってる)
真鍋:(すげー雰囲気テンパってる)
朝比奈:まあ、気楽に構えろ。
辻 :(だから無理)
真鍋:(すげー、ガマ状態)
朝比奈:ほれ、創刊号は片腕を作るだけだし。
(本を開く。中にはパーツと解説が……)
草薙:…………………………
辻 :(ダメダメ)
真鍋:(懐中電灯を5回に1回だよ)
草薙:……………………ぅ…………
朝比奈:どうした?
草薙:………………ぅぅ…………
(ほとほとと涙をこぼす草薙)
朝比奈:お……おい?
辻 :あー、みことさん落ち着いて落ち着いて
真鍋:なーかせた、なーかせた。
朝比奈:いや、ちょっと待て……え? 何だ?
草薙:つ……翼を持つ鳥に、地を這う蜥蜴の気持ちは分からないのですっっ
(本を見つめたまま涙を流す草薙)
朝比奈:何のことだよ、おい?
辻 :ほら泣かないで。朝比奈先輩だって悪気があったわけじゃないんだし。
朝比奈:悪気って何だおいっ。
真鍋:悪気と一緒にデリカシーはないけどね。
朝比奈:いやだからワケわかんねぇよ!
(朝比奈、入室)
朝比奈:おーい、持ってきてやったぜ。
辻 :あ、ありがとうございます。
草薙:お手数おかけします。
朝比奈:まー、草薙が機械オンチってのは聞いてたからな。
真鍋:ほんと。あたしらじゃ、手に負えないからさー。
朝比奈:ああ、まかせとけ。手ほどきしてやる。
草薙:本当に……私が機械を嗜むようになれるのでしょうか?
朝比奈:大丈夫。簡単な教材にしたから。
辻 :教材……
真鍋:何もってきたの?
朝比奈:これだ。まだ近所で売れ残ってたから。
(ごそごそと取り出したのは「週刊ロボザック」)
草薙:………………?
辻 :なに……これ……?
真鍋:あ、テレビでやってた。ロボット組み立てるやつ。
辻 :あ、あーあー。あれか。
真鍋:毎週パーツがついてきて、二足歩行ロボットをって……
辻 :………………
真鍋:………………
朝比奈:入門としてはこんなモンだろ。
辻 :(むり)
真鍋:(絶対むり)
草薙:……………………
(本の表紙を見ただけで脂汗のにじむ草薙)
辻 :(ああ、やっぱ固まってる)
真鍋:(すげー雰囲気テンパってる)
朝比奈:まあ、気楽に構えろ。
辻 :(だから無理)
真鍋:(すげー、ガマ状態)
朝比奈:ほれ、創刊号は片腕を作るだけだし。
(本を開く。中にはパーツと解説が……)
草薙:…………………………
辻 :(ダメダメ)
真鍋:(懐中電灯を5回に1回だよ)
草薙:……………………ぅ…………
朝比奈:どうした?
草薙:………………ぅぅ…………
(ほとほとと涙をこぼす草薙)
朝比奈:お……おい?
辻 :あー、みことさん落ち着いて落ち着いて
真鍋:なーかせた、なーかせた。
朝比奈:いや、ちょっと待て……え? 何だ?
草薙:つ……翼を持つ鳥に、地を這う蜥蜴の気持ちは分からないのですっっ
(本を見つめたまま涙を流す草薙)
朝比奈:何のことだよ、おい?
辻 :ほら泣かないで。朝比奈先輩だって悪気があったわけじゃないんだし。
朝比奈:悪気って何だおいっ。
真鍋:悪気と一緒にデリカシーはないけどね。
朝比奈:いやだからワケわかんねぇよ!
香澄とつかさのだらだら生活196日目
女子寮のある部屋での会話
(部屋の隅で膝をかかえて落ち込んでいる草薙)
辻 :みことさーん……別にもう、怒ってないから
草薙:………………………………
真鍋:ほら、栗羊羹栗羊羹。
(負け犬オーラ発散中の草薙)
辻 :リハビリとか考えたボクたちが悪いんだからさー
草薙:………………………………
真鍋:ほら、カントリーマァムカントリーマァム。
(視線をDVD付きハードディスクレコーダーにむける草薙)
辻 :いきなりレコーダーはハードル高かったよね。うんっ!
草薙:………………………………
真鍋:ほら、コージーコーナーコージーコーナー。
(ディスクトレイが変な角度で出っぱなし)
辻 :まだ保証期間内だから平気だって。
草薙:………………………………
真鍋:ベアードパパもあるよ~。
(その横には真っ二つになったWiiリモコン)
辻 :だからメカにはゆっくり慣れていこ。ね?
草薙:…………でぃすくの入れかえは……誰でも出来るものだと……
真鍋:うん。まさかトレーの出し入れで壊すとは思わなかった。
草薙:……うっ……
辻 :ばか、つかさ……
(さらに落ち込む草薙)
辻 :だからー、悪いのはやらせようとしたボクたちなんだってー。
真鍋:懐中電灯くらいから始めた方がよかったかもね……
草薙:…………そうですね……私にはそれくらいがお似合いなのでしょう。
辻 :みことさんも~~
草薙:懐中電灯なら、5回に1回くらいしか失敗しませんし……
真鍋:あ、それでも失敗することあるんだ……
(部屋の隅で膝をかかえて落ち込んでいる草薙)
辻 :みことさーん……別にもう、怒ってないから
草薙:………………………………
真鍋:ほら、栗羊羹栗羊羹。
(負け犬オーラ発散中の草薙)
辻 :リハビリとか考えたボクたちが悪いんだからさー
草薙:………………………………
真鍋:ほら、カントリーマァムカントリーマァム。
(視線をDVD付きハードディスクレコーダーにむける草薙)
辻 :いきなりレコーダーはハードル高かったよね。うんっ!
草薙:………………………………
真鍋:ほら、コージーコーナーコージーコーナー。
(ディスクトレイが変な角度で出っぱなし)
辻 :まだ保証期間内だから平気だって。
草薙:………………………………
真鍋:ベアードパパもあるよ~。
(その横には真っ二つになったWiiリモコン)
辻 :だからメカにはゆっくり慣れていこ。ね?
草薙:…………でぃすくの入れかえは……誰でも出来るものだと……
真鍋:うん。まさかトレーの出し入れで壊すとは思わなかった。
草薙:……うっ……
辻 :ばか、つかさ……
(さらに落ち込む草薙)
辻 :だからー、悪いのはやらせようとしたボクたちなんだってー。
真鍋:懐中電灯くらいから始めた方がよかったかもね……
草薙:…………そうですね……私にはそれくらいがお似合いなのでしょう。
辻 :みことさんも~~
草薙:懐中電灯なら、5回に1回くらいしか失敗しませんし……
真鍋:あ、それでも失敗することあるんだ……
香澄とつかさのだらだら生活195日目
女子寮のある部屋での会話
(1人、部屋にいる草薙)
草薙:…………どうしましょう……
(他の2人は入浴中の模様)
草薙:丈夫と聞いていたのですが……
(正座状態で脂汗)
草薙:私には……荷が重すぎたのかも……
(目の前には真っ二つに折れたWiiリモコン)
草薙:…………………………
(普通、こういう壊れ方はしない)
草薙:な……なおれ~…………
(念じてみる草薙)
草薙:………………………………
(しかし、現実は変わらない)
(1人、部屋にいる草薙)
草薙:…………どうしましょう……
(他の2人は入浴中の模様)
草薙:丈夫と聞いていたのですが……
(正座状態で脂汗)
草薙:私には……荷が重すぎたのかも……
(目の前には真っ二つに折れたWiiリモコン)
草薙:…………………………
(普通、こういう壊れ方はしない)
草薙:な……なおれ~…………
(念じてみる草薙)
草薙:………………………………
(しかし、現実は変わらない)
香澄とつかさのだらだら生活194日目
女子寮のある部屋での会話
(布団の中の3人)
辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………
(まだ布団に入って浅い。眠りに落ちかけの2人)
辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………
(そして、1人目がさめている辻)
辻 :(なんかボク、当たり前に小の字の真ん中にいるけど)
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :(…………なんで?)
(辻の両肩~脇に2人の頭)
辻 :(まあ、三歩譲って真ん中なのはいいとして……)
草薙:……………………
真鍋:……………………
(口の形が△になる辻)
辻 :(なんで2人ともに腕まくらしてるんだろう?)
草薙:……………………
辻 :(ボク、いったいどこのプレイボーイなのさ?)
真鍋:……………………
(布団の中で足を組みかえる)
辻 :(ていうか、この寝返り1つ打てない体勢って……)
草薙:……………………
辻 :(たまに、滅茶苦茶辛くなるんだけど……)
真鍋:……………………
(ゆっくりと足を曲げ伸ばしする辻)
辻 :(寝返りうちたい……)
草薙:……………………
辻 :(ボク、何か悪いことした?)
真鍋:……………………
(寝ながらちょっとあぐらの形にして筋をのばす)
辻 :(誰か変わってくれないかなあ……)
草薙:………う~ん……
真鍋:……にゅ~……
辻 :(……あ、まずい。起こしたか?)
(なんだかんだ言いながら2人に気を配る辻)
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :……………………
(そ~っと足をのばす)
草薙:……………母様……
真鍋:……………………
辻 :(みことさん……)
(切なげな声に心配になる辻)
草薙:……………………
真鍋:………ですぴさろ………
辻 :(何の夢みてるのさ!?)
(布団の中の3人)
辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………
(まだ布団に入って浅い。眠りに落ちかけの2人)
辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………
(そして、1人目がさめている辻)
辻 :(なんかボク、当たり前に小の字の真ん中にいるけど)
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :(…………なんで?)
(辻の両肩~脇に2人の頭)
辻 :(まあ、三歩譲って真ん中なのはいいとして……)
草薙:……………………
真鍋:……………………
(口の形が△になる辻)
辻 :(なんで2人ともに腕まくらしてるんだろう?)
草薙:……………………
辻 :(ボク、いったいどこのプレイボーイなのさ?)
真鍋:……………………
(布団の中で足を組みかえる)
辻 :(ていうか、この寝返り1つ打てない体勢って……)
草薙:……………………
辻 :(たまに、滅茶苦茶辛くなるんだけど……)
真鍋:……………………
(ゆっくりと足を曲げ伸ばしする辻)
辻 :(寝返りうちたい……)
草薙:……………………
辻 :(ボク、何か悪いことした?)
真鍋:……………………
(寝ながらちょっとあぐらの形にして筋をのばす)
辻 :(誰か変わってくれないかなあ……)
草薙:………う~ん……
真鍋:……にゅ~……
辻 :(……あ、まずい。起こしたか?)
(なんだかんだ言いながら2人に気を配る辻)
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :……………………
(そ~っと足をのばす)
草薙:……………母様……
真鍋:……………………
辻 :(みことさん……)
(切なげな声に心配になる辻)
草薙:……………………
真鍋:………ですぴさろ………
辻 :(何の夢みてるのさ!?)
香澄とつかさのだらだら生活193日目
女子寮のある部屋での会話
(お茶を飲んでくつろいでいる辻と草薙)
辻 :ずず……
草薙:…………ふぅ、お茶がおいしい……
(真鍋、風呂から帰還)
真鍋:あー、さっぱりした~。
辻 :おかえりー。
真鍋:あ、みこと先輩。
草薙:はい?
真鍋:廊下から見てたら、みこと先輩の部屋、灯りついてたんだけど。
草薙:…………
辻 :誰がいたの?
真鍋:さあ。
辻 :この時間じゃ……改装業者でもないだろうし。
真鍋:でも、人影が動いてたから人間いるのは確実。
辻 :………………不審者じゃないだろうな……
草薙:(ぽん)ああ。わかりました。
辻 :心当たりある?
草薙:はい。多分次シリーズの外国の方かと。
真鍋:…………へ?
辻 :…………外人選手?
草薙:はい。今回は寮に泊めると言っていましたから。
真鍋:……………………
辻 :みことさん、聞いてたんだ?
草薙:はい。一応。今日とまでは聞いていませんでしたけれど。
辻 :そっかそっか。うん、聞いてるならいいんだ。
真鍋:……………………
辻 :あ、荷物とかは……
草薙:ええ。必要なものはこちらに移してますし。
辻 :そうなんだ。なら問題ないか。
真鍋:………………
草薙:はい、ありません。
(草薙、にっこり)
真鍋:(みこと先輩……恐ろしい子!)
(一人、どことなく白目で衝撃をうけている真鍋)
(お茶を飲んでくつろいでいる辻と草薙)
辻 :ずず……
草薙:…………ふぅ、お茶がおいしい……
(真鍋、風呂から帰還)
真鍋:あー、さっぱりした~。
辻 :おかえりー。
真鍋:あ、みこと先輩。
草薙:はい?
真鍋:廊下から見てたら、みこと先輩の部屋、灯りついてたんだけど。
草薙:…………
辻 :誰がいたの?
真鍋:さあ。
辻 :この時間じゃ……改装業者でもないだろうし。
真鍋:でも、人影が動いてたから人間いるのは確実。
辻 :………………不審者じゃないだろうな……
草薙:(ぽん)ああ。わかりました。
辻 :心当たりある?
草薙:はい。多分次シリーズの外国の方かと。
真鍋:…………へ?
辻 :…………外人選手?
草薙:はい。今回は寮に泊めると言っていましたから。
真鍋:……………………
辻 :みことさん、聞いてたんだ?
草薙:はい。一応。今日とまでは聞いていませんでしたけれど。
辻 :そっかそっか。うん、聞いてるならいいんだ。
真鍋:……………………
辻 :あ、荷物とかは……
草薙:ええ。必要なものはこちらに移してますし。
辻 :そうなんだ。なら問題ないか。
真鍋:………………
草薙:はい、ありません。
(草薙、にっこり)
真鍋:(みこと先輩……恐ろしい子!)
(一人、どことなく白目で衝撃をうけている真鍋)
香澄とつかさのだらだら生活192日目
女子寮のある部屋での会話
(ちゃぶ台の上に小ぶりのショートケーキ)
草薙:…………今日は何かのお祝いですか?
辻 :あ、いや。
真鍋:今日はホワイトデーじゃん。
草薙:ほわいとでえ?
真鍋:ホワイトデー知らない?
辻 :あー……そんな感じする。
真鍋:ホワイトデーっていうのは全身を白く塗りたくった恋人同士がね……
草薙:いえ、ほわいとでえは知っています。
真鍋:あ、そう。
草薙:それより今、嘘を教えようとしましたね?
真鍋:う、嘘じゃないよ。パプァニューギニアではそうなんだって!
草薙:なるほど…………世界は広い……
辻 :………………………………みことさん……
草薙:では、このケーキを全身に?
辻 :違う違う。普通に食べるの。
草薙:しかし、ぱぷあにぅぎにあでは……
辻 :…………つかさ?
真鍋:あ、ほら。ここは日本だからさぁっ!
草薙:なるほど。確かに……
辻 :(ひそひそ)ちゃんとフォローまで考えてからモノ言ってよね。
真鍋:(ひそひそ)だって普通信じないって。
草薙:すると、これは誰かのお返しということに?
辻 :あー、ちがうちがう。そうじゃなくてさ。
真鍋:ホワイトデーとかの日もケーキとか売れる日じゃない。
草薙:売れるのですか?
真鍋:売れるの。
辻 :クリスマスほどしゃないけど。
真鍋:クリスマスと比べちゃね~。
辻 :で、それが夜遅くなると……
草薙:ああ、なるほど。売れ残りケーキですか。
真鍋:そうそう。
辻 :遅くなるといいケーキも安く売るから。
草薙:納得しました。つまり、ただの安売りケーキですか。
真鍋:みこと先輩って……結構ミもフタもない言い方するよね。
草薙:はあ、すみません。
辻 :まあ、言い方も悪かったかな。
草薙:ところで。
辻 :ん?
草薙:これは大丈夫なのですか?
真鍋:これって?
草薙:これ、売れ残りケーキなのですよね?
辻 :うん、まあ。
草薙:売れ残りケーキとは良くないものなのでは?
辻 :え? そんなことないよ。
真鍋:いいケーキだし、数時間差くらいねぇ。
辻 :うん。
草薙:そうですか………………
辻 :なんで?
草薙:以前、理沙子先輩達と同じようにケーキをいただいたことがあるのですが
真鍋:うん。
草薙:その時、「売れ残りケーキ」という言葉に場の空気が張り詰めた気が……
真鍋:……………………
辻 :……………………
草薙:なので、「売れ残りケーキ」とは良くないものなのではないかと
辻 :……………………
真鍋:みこと先輩って…………すごいよね
辻 :……………………うん
草薙:…………………………?
(ちゃぶ台の上に小ぶりのショートケーキ)
草薙:…………今日は何かのお祝いですか?
辻 :あ、いや。
真鍋:今日はホワイトデーじゃん。
草薙:ほわいとでえ?
真鍋:ホワイトデー知らない?
辻 :あー……そんな感じする。
真鍋:ホワイトデーっていうのは全身を白く塗りたくった恋人同士がね……
草薙:いえ、ほわいとでえは知っています。
真鍋:あ、そう。
草薙:それより今、嘘を教えようとしましたね?
真鍋:う、嘘じゃないよ。パプァニューギニアではそうなんだって!
草薙:なるほど…………世界は広い……
辻 :………………………………みことさん……
草薙:では、このケーキを全身に?
辻 :違う違う。普通に食べるの。
草薙:しかし、ぱぷあにぅぎにあでは……
辻 :…………つかさ?
真鍋:あ、ほら。ここは日本だからさぁっ!
草薙:なるほど。確かに……
辻 :(ひそひそ)ちゃんとフォローまで考えてからモノ言ってよね。
真鍋:(ひそひそ)だって普通信じないって。
草薙:すると、これは誰かのお返しということに?
辻 :あー、ちがうちがう。そうじゃなくてさ。
真鍋:ホワイトデーとかの日もケーキとか売れる日じゃない。
草薙:売れるのですか?
真鍋:売れるの。
辻 :クリスマスほどしゃないけど。
真鍋:クリスマスと比べちゃね~。
辻 :で、それが夜遅くなると……
草薙:ああ、なるほど。売れ残りケーキですか。
真鍋:そうそう。
辻 :遅くなるといいケーキも安く売るから。
草薙:納得しました。つまり、ただの安売りケーキですか。
真鍋:みこと先輩って……結構ミもフタもない言い方するよね。
草薙:はあ、すみません。
辻 :まあ、言い方も悪かったかな。
草薙:ところで。
辻 :ん?
草薙:これは大丈夫なのですか?
真鍋:これって?
草薙:これ、売れ残りケーキなのですよね?
辻 :うん、まあ。
草薙:売れ残りケーキとは良くないものなのでは?
辻 :え? そんなことないよ。
真鍋:いいケーキだし、数時間差くらいねぇ。
辻 :うん。
草薙:そうですか………………
辻 :なんで?
草薙:以前、理沙子先輩達と同じようにケーキをいただいたことがあるのですが
真鍋:うん。
草薙:その時、「売れ残りケーキ」という言葉に場の空気が張り詰めた気が……
真鍋:……………………
辻 :……………………
草薙:なので、「売れ残りケーキ」とは良くないものなのではないかと
辻 :……………………
真鍋:みこと先輩って…………すごいよね
辻 :……………………うん
草薙:…………………………?
香澄とつかさのだらだら生活191日目
女子寮のある部屋での会話
(熊本、入室)
山本:お夜食持ってきましたよ。
真鍋:げほっ、ごほっ……いつもすまないねぇ。
山本:それは言わない約束ですよ。
草薙:い……いつもすみません……
山本:それは言いっこなしですよ。
辻 :すみません、ホント。
山本:気にしないで下さい。
真鍋:……………………
草薙:……………………
真鍋:香澄ん、違う~。
草薙:香澄さん……
辻 :いや、3人続けたらヘンでしょ…………けほっ……
真鍋:そこをおしてやるから「お約束」なの。
草薙:やはり伝統というものは大事ではないかと……
辻 :みことさん、つかさに丸め込まれすぎだから。
真鍋:そんなことないっ。
辻 :ありまくりだろ。
山本:あの……冷めないうちに……
(風邪には栄養と休息)
(熊本、入室)
山本:お夜食持ってきましたよ。
真鍋:げほっ、ごほっ……いつもすまないねぇ。
山本:それは言わない約束ですよ。
草薙:い……いつもすみません……
山本:それは言いっこなしですよ。
辻 :すみません、ホント。
山本:気にしないで下さい。
真鍋:……………………
草薙:……………………
真鍋:香澄ん、違う~。
草薙:香澄さん……
辻 :いや、3人続けたらヘンでしょ…………けほっ……
真鍋:そこをおしてやるから「お約束」なの。
草薙:やはり伝統というものは大事ではないかと……
辻 :みことさん、つかさに丸め込まれすぎだから。
真鍋:そんなことないっ。
辻 :ありまくりだろ。
山本:あの……冷めないうちに……
(風邪には栄養と休息)
香澄とつかさのだらだら生活190日目
女子寮のある部屋での会話
(寝込んでいる3人)
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :……………………
草薙:………けほっ……
真鍋:こんっ
辻 :………………くしゅっ!
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :……………………
真鍋:…………まさか、3人全滅とは……
(風邪ひき3人)
草薙:……不覚……
真鍋:あ゛ー………のど痛い……
辻 :……う~……
(熊本、入室)
山本:大丈夫ですか?
草薙:…………なんとか……
真鍋:……しぬ~……
辻 :一晩寝れば……きっと……
(土鍋と器を置く熊本)
山本:おかゆ作ってきましたから。葱と生姜入りの。
草薙:……申し訳ありません……
真鍋:いつもすまないねぇ。
山本:いいんですよ。お薬もありますから。
真鍋:いつもすまないねぇ。
山本:お水、ここに置きますね。
真鍋:いつもすまないねぇ。
辻 :すみません……「それは言わない約束でしょ」って言ってやってください。
山本:………………? はあ。
真鍋:いつもす…………げほっ! ごほっ!! がほっ!!!
山本:だ、大丈夫ですかっ!?
辻 :あー、もー……こんな事で無理するから……げほっ!
(今日は書き手も38度)
(寝込んでいる3人)
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :……………………
草薙:………けほっ……
真鍋:こんっ
辻 :………………くしゅっ!
草薙:……………………
真鍋:……………………
辻 :……………………
真鍋:…………まさか、3人全滅とは……
(風邪ひき3人)
草薙:……不覚……
真鍋:あ゛ー………のど痛い……
辻 :……う~……
(熊本、入室)
山本:大丈夫ですか?
草薙:…………なんとか……
真鍋:……しぬ~……
辻 :一晩寝れば……きっと……
(土鍋と器を置く熊本)
山本:おかゆ作ってきましたから。葱と生姜入りの。
草薙:……申し訳ありません……
真鍋:いつもすまないねぇ。
山本:いいんですよ。お薬もありますから。
真鍋:いつもすまないねぇ。
山本:お水、ここに置きますね。
真鍋:いつもすまないねぇ。
辻 :すみません……「それは言わない約束でしょ」って言ってやってください。
山本:………………? はあ。
真鍋:いつもす…………げほっ! ごほっ!! がほっ!!!
山本:だ、大丈夫ですかっ!?
辻 :あー、もー……こんな事で無理するから……げほっ!
(今日は書き手も38度)
香澄とつかさのだらだら生活189日目
女子寮のある部屋での会話
(興行帰りの3人、入室)
真鍋:あー、今日はラクだったー。
辻 :ラクとか言わない。
真鍋:……あっ。
辻 :え?
(畳敷きになっている部屋)
真鍋:あれ――――!?
辻 :た……畳になってる。
真鍋:……………………
辻 :……………………
(首をギギギ……と草薙に向ける2人)
草薙:お気に召しませんでしたでしょうか?
真鍋:……………………
辻 :……………………
真鍋:えーと……つまり、これ
辻 :みことさんの仕業?
草薙:はい。
辻 :なんだってこんな……
草薙:フローリングの上に布団は寒いのでは、と。
真鍋:……えー?
辻 :……………………
草薙:やはり、布団は畳の上でしょう。
辻 :…………なるほど。
真鍋:香澄んが納得したっ!
辻 :で、この畳はどこから?
草薙:私の部屋の畳が余りましたので。
辻 :そーなんだー……
(部屋を見回す辻)
辻 :畳っていいね、こうしてみてみると。
草薙:でしょう。
真鍋:(みこと先輩……意外と侵蝕能力たけー!)
(興行帰りの3人、入室)
真鍋:あー、今日はラクだったー。
辻 :ラクとか言わない。
真鍋:……あっ。
辻 :え?
(畳敷きになっている部屋)
真鍋:あれ――――!?
辻 :た……畳になってる。
真鍋:……………………
辻 :……………………
(首をギギギ……と草薙に向ける2人)
草薙:お気に召しませんでしたでしょうか?
真鍋:……………………
辻 :……………………
真鍋:えーと……つまり、これ
辻 :みことさんの仕業?
草薙:はい。
辻 :なんだってこんな……
草薙:フローリングの上に布団は寒いのでは、と。
真鍋:……えー?
辻 :……………………
草薙:やはり、布団は畳の上でしょう。
辻 :…………なるほど。
真鍋:香澄んが納得したっ!
辻 :で、この畳はどこから?
草薙:私の部屋の畳が余りましたので。
辻 :そーなんだー……
(部屋を見回す辻)
辻 :畳っていいね、こうしてみてみると。
草薙:でしょう。
真鍋:(みこと先輩……意外と侵蝕能力たけー!)
香澄とつかさのだらだら生活188日目
女子寮のある部屋での会話
(テーブルがちゃぶ台に変わっている)
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
(まったりとお茶を飲んでいる3人)
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :(くつろぐなぁ)
真鍋:そういやみこと先輩さー。
草薙:はい?
真鍋:部屋って、まだ元通りにならないの?
草薙:ああ……
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………?
辻 :………?
草薙:実は……
(少し目が泳いでいる草薙)
草薙:いえ、もう少しかかるかと……
真鍋:へー。
草薙:居候し続けるのは大変心苦しいのですが……その
辻 :いや、気にすることないよ。困ったときはお互い様。
草薙:す、すみません。
(どことなく落ち着きのない草薙)
真鍋:(うそつけない人だなー)
辻 :(何を隠してるんだろ?)
真鍋:(小の字にはまったか……)
草薙:あ、新しいお茶を煎れますね。
(いそいそと用意する草薙)
辻 :(まあ、みことさんなら害もないか……)
真鍋:(ふっふっふ。ここはあたしの領域内~)
(テーブルがちゃぶ台に変わっている)
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :………………
(まったりとお茶を飲んでいる3人)
草薙:………………
真鍋:………………
辻 :(くつろぐなぁ)
真鍋:そういやみこと先輩さー。
草薙:はい?
真鍋:部屋って、まだ元通りにならないの?
草薙:ああ……
真鍋:………………
辻 :………………
草薙:………………
真鍋:………?
辻 :………?
草薙:実は……
(少し目が泳いでいる草薙)
草薙:いえ、もう少しかかるかと……
真鍋:へー。
草薙:居候し続けるのは大変心苦しいのですが……その
辻 :いや、気にすることないよ。困ったときはお互い様。
草薙:す、すみません。
(どことなく落ち着きのない草薙)
真鍋:(うそつけない人だなー)
辻 :(何を隠してるんだろ?)
真鍋:(小の字にはまったか……)
草薙:あ、新しいお茶を煎れますね。
(いそいそと用意する草薙)
辻 :(まあ、みことさんなら害もないか……)
真鍋:(ふっふっふ。ここはあたしの領域内~)
香澄とつかさのだらだら生活187日目
女子寮のある部屋での会話
草薙:そろそろ布団を敷きましょうか
真鍋:そーだねー
辻 :………………
(いそいそと布団を敷く草薙と真鍋)
辻 :えーと……
(布団、完了)
真鍋:まくら……
草薙:はい。
(枕を真ん中に1つ)
辻 :また……1つ?
草薙:かけ布団はどうしましょう?
真鍋:あったくなってきたし、毛布だけでいいんじやないかなぁ?
草薙:ですね。
(毛布、完了)
草薙&真鍋:さ。
(辻に向き直る2人)
辻 :さ……って。またボク真ん中?
真鍋:しょーがないじゃん。
草薙:親子三人川の字を覆すにはこれしかありません。
真鍋:そう。親2人子1人の川の字じゃなくて。
草薙:親1人、子2人の小の字。
辻 :だから配役に無理があるから。
真鍋:ままー♪
草薙:母様……
辻 :つかさだけならともかく、みことさんまでー。
草薙:し、仕方ないのです……
(少し頬を赤らめる草薙)
草薙:人肌に包まれて眠るというのは……安らぎが……
真鍋:ヤミツキになるよね。
草薙:あれはよいものです。
辻 :いや、確かに冬場は温もるけどさー……
真鍋:まあまあ
(真鍋に促されて真ん中に寝る辻)
真鍋:ねよねよー。
草薙:失礼します。
(両脇に潜り込む真鍋と草薙)
辻 :やっぱり、何かヘンだ……
草薙:親子なら何も変なことはありません。
辻 :いや、だからそれ無理が……
真鍋:夫婦でもいいのよ?
草薙:ダメです。そうすると小の字の前提が崩れてしまいます……
辻 :(なにかが違う。絶対違う……)
(口が△の形になっている辻)
草薙:温かい……
真鍋:ふに~。
辻 :ボクはむしろ、暑い……
(口が△のままの辻)
草薙:そろそろ布団を敷きましょうか
真鍋:そーだねー
辻 :………………
(いそいそと布団を敷く草薙と真鍋)
辻 :えーと……
(布団、完了)
真鍋:まくら……
草薙:はい。
(枕を真ん中に1つ)
辻 :また……1つ?
草薙:かけ布団はどうしましょう?
真鍋:あったくなってきたし、毛布だけでいいんじやないかなぁ?
草薙:ですね。
(毛布、完了)
草薙&真鍋:さ。
(辻に向き直る2人)
辻 :さ……って。またボク真ん中?
真鍋:しょーがないじゃん。
草薙:親子三人川の字を覆すにはこれしかありません。
真鍋:そう。親2人子1人の川の字じゃなくて。
草薙:親1人、子2人の小の字。
辻 :だから配役に無理があるから。
真鍋:ままー♪
草薙:母様……
辻 :つかさだけならともかく、みことさんまでー。
草薙:し、仕方ないのです……
(少し頬を赤らめる草薙)
草薙:人肌に包まれて眠るというのは……安らぎが……
真鍋:ヤミツキになるよね。
草薙:あれはよいものです。
辻 :いや、確かに冬場は温もるけどさー……
真鍋:まあまあ
(真鍋に促されて真ん中に寝る辻)
真鍋:ねよねよー。
草薙:失礼します。
(両脇に潜り込む真鍋と草薙)
辻 :やっぱり、何かヘンだ……
草薙:親子なら何も変なことはありません。
辻 :いや、だからそれ無理が……
真鍋:夫婦でもいいのよ?
草薙:ダメです。そうすると小の字の前提が崩れてしまいます……
辻 :(なにかが違う。絶対違う……)
(口が△の形になっている辻)
草薙:温かい……
真鍋:ふに~。
辻 :ボクはむしろ、暑い……
(口が△のままの辻)
香澄とつかさのだらだら生活186日目
女子寮のある部屋での会話
(ベットの無くなった部屋)
辻 :なんか広くなっちゃったね~。
(布団を敷きながら)
真鍋:いいじゃん。この方が。
草薙:…………すみません……私のせいで……
辻 :気にしない気にしない。
草薙:しかし、これ以上居候するわけには……
辻 :つってもなぁ……
真鍋:あの部屋に戻るわけにも行かないでしょ。
草薙:耐えられない事もありません。
辻 :いや、わざわざ耐える必要ないから。
(布団が二組敷かれる)
真鍋:3つは無理だね~
辻 :十分じゃない? ボク、昔は二組で三人で寝てたよ。
真鍋:そだねー。
草薙:あの……やはり別の人の部屋に……
辻 :だーかーらー。遠慮することないって。
真鍋:それとも何ですかい。あっしらの部屋では寝れないとでも?
辻 :なんでべらんめい口調になんのさ。
草薙:はぁ……
真鍋:まあ、親子三人で川の字ってのもいいね。
辻 :親子って。
草薙:親子三人川の字ですか……懐かしい……
辻 :川の字は懐かしいけど、雑魚寝はしょっちゅうじゃん。
真鍋:んー、香澄んが旦那で、あたしが妻。そしてみこと先輩が子供?
辻 :無理あるから、その配役。
草薙:私が……子……
真鍋:こんなに大きく育っちゃって……あたしより年上だし。
辻 :根本から何か間違ってるだろう。
草薙:…………子……
(ふらふらと、負担と布団のつなぎ目に腰を下ろす草薙)
真鍋:あ、真ん中。
草薙:子の位置といえばここでしょう?
真鍋:だめー! 香澄んの隣はあたしのっ!!
草薙:しかし、中央は子の位置です。
真鍋:う……じゃ、じゃああたしが子っ!
草薙:すると、私が香澄さんの妻ですか?
真鍋:そ、それもヤだっ!
草薙:では、私が子で。
真鍋:子供でも隅でいいじゃんっ!
草薙:いえ、子は真ん中です。これは譲れません。
真鍋:う~~……ど、どうすれば……
(本気で悩む真鍋)
草薙:親子三人川の字とは、親、子、親であるべきなのです。
(こだわりがあるらしい草薙)
辻 :(親子に例えなきゃいいのに)
(とか思いながら、お茶を煎れる辻)
(ベットの無くなった部屋)
辻 :なんか広くなっちゃったね~。
(布団を敷きながら)
真鍋:いいじゃん。この方が。
草薙:…………すみません……私のせいで……
辻 :気にしない気にしない。
草薙:しかし、これ以上居候するわけには……
辻 :つってもなぁ……
真鍋:あの部屋に戻るわけにも行かないでしょ。
草薙:耐えられない事もありません。
辻 :いや、わざわざ耐える必要ないから。
(布団が二組敷かれる)
真鍋:3つは無理だね~
辻 :十分じゃない? ボク、昔は二組で三人で寝てたよ。
真鍋:そだねー。
草薙:あの……やはり別の人の部屋に……
辻 :だーかーらー。遠慮することないって。
真鍋:それとも何ですかい。あっしらの部屋では寝れないとでも?
辻 :なんでべらんめい口調になんのさ。
草薙:はぁ……
真鍋:まあ、親子三人で川の字ってのもいいね。
辻 :親子って。
草薙:親子三人川の字ですか……懐かしい……
辻 :川の字は懐かしいけど、雑魚寝はしょっちゅうじゃん。
真鍋:んー、香澄んが旦那で、あたしが妻。そしてみこと先輩が子供?
辻 :無理あるから、その配役。
草薙:私が……子……
真鍋:こんなに大きく育っちゃって……あたしより年上だし。
辻 :根本から何か間違ってるだろう。
草薙:…………子……
(ふらふらと、負担と布団のつなぎ目に腰を下ろす草薙)
真鍋:あ、真ん中。
草薙:子の位置といえばここでしょう?
真鍋:だめー! 香澄んの隣はあたしのっ!!
草薙:しかし、中央は子の位置です。
真鍋:う……じゃ、じゃああたしが子っ!
草薙:すると、私が香澄さんの妻ですか?
真鍋:そ、それもヤだっ!
草薙:では、私が子で。
真鍋:子供でも隅でいいじゃんっ!
草薙:いえ、子は真ん中です。これは譲れません。
真鍋:う~~……ど、どうすれば……
(本気で悩む真鍋)
草薙:親子三人川の字とは、親、子、親であるべきなのです。
(こだわりがあるらしい草薙)
辻 :(親子に例えなきゃいいのに)
(とか思いながら、お茶を煎れる辻)
香澄とつかさのだらだら生活185日目
女子寮のある部屋での会話
(破滅は突然やってきた)
-めきょっ!
(割れるベット上段)
草薙:あっ……
(重力の法則に従い、落下する草薙)
真鍋:え?
辻 :へ?
(真下にいる真鍋と辻)
3人:あ――――――っ!
-どしゃっ!
草薙:きゃっ!
真鍋:ぎゃ――――――!
辻 :痛――――――――っ!!
(阿鼻叫喚)
(下段ベットの真鍋と辻の上に、草薙と割れた上段ベットが乗っている)
草薙:な……何が起こって……?
真鍋:痛い痛い~!
辻 :と、とにかくみことさんどいて――!
草薙:…………はっ! す、すみません!!
(状況を把握して慌ててどく草薙)
真鍋:ぎゃー、重っ! 痛っ!
(どくときの動きでダメージを受ける真鍋)
辻 :う~~~。
真鍋:あう~~~。
草薙:な……なんてこと……
(信じられないといった草薙)
草薙:まさか……いえ、そんな……私の体重で……?
真鍋:お……重かった……
(ベットからはい出してくる真鍋と辻)
草薙:お……重かった……ですか?
(「重い」という単語にショックを隠しきれない草薙)
真鍋:うん、重かった……死ぬかと思った
(悪気無し)
草薙:………………そんな……私の体重が……そんな……
(ショックを受け続ける草薙)
辻 :あー……暗黒星の人のダメージが残ってたか……
真鍋:すごい音してたもんね……
(ベットの残骸を見て頷く2人)
草薙:……そんな…………そんな……私が……
(ショックを受け続けている草薙)
(破滅は突然やってきた)
-めきょっ!
(割れるベット上段)
草薙:あっ……
(重力の法則に従い、落下する草薙)
真鍋:え?
辻 :へ?
(真下にいる真鍋と辻)
3人:あ――――――っ!
-どしゃっ!
草薙:きゃっ!
真鍋:ぎゃ――――――!
辻 :痛――――――――っ!!
(阿鼻叫喚)
(下段ベットの真鍋と辻の上に、草薙と割れた上段ベットが乗っている)
草薙:な……何が起こって……?
真鍋:痛い痛い~!
辻 :と、とにかくみことさんどいて――!
草薙:…………はっ! す、すみません!!
(状況を把握して慌ててどく草薙)
真鍋:ぎゃー、重っ! 痛っ!
(どくときの動きでダメージを受ける真鍋)
辻 :う~~~。
真鍋:あう~~~。
草薙:な……なんてこと……
(信じられないといった草薙)
草薙:まさか……いえ、そんな……私の体重で……?
真鍋:お……重かった……
(ベットからはい出してくる真鍋と辻)
草薙:お……重かった……ですか?
(「重い」という単語にショックを隠しきれない草薙)
真鍋:うん、重かった……死ぬかと思った
(悪気無し)
草薙:………………そんな……私の体重が……そんな……
(ショックを受け続ける草薙)
辻 :あー……暗黒星の人のダメージが残ってたか……
真鍋:すごい音してたもんね……
(ベットの残骸を見て頷く2人)
草薙:……そんな…………そんな……私が……
(ショックを受け続けている草薙)
香澄とつかさのだらだら生活184日目
女子寮のある部屋での独り言
(風呂に行っている2人。一足早く風呂あがりの草薙)
草薙:良いお湯でした……
(ふと、ハンガーにかけられたいちごパンツに気づく)
草薙:……………………
(よく見ると、パンツに「魔除け」の張り紙)
草薙:…………なぜ、肌着に「魔除け」…………
(思案する草薙)
草薙:…………………………
(じっといちごパンツを見る)
草薙:…………………………
(じっといちごパンツを見る)
草薙:…………………………
(ふらふらと、パンツの元へ)
草薙:可愛い肌着……
(ちょっと羨ましそう)
草薙:…………………………
草薙:…………………………
草薙:……………………はっ!
(何かに気づく草薙)
草薙:もしやこれには……魅了の呪いが?
(かかっていません)
(風呂に行っている2人。一足早く風呂あがりの草薙)
草薙:良いお湯でした……
(ふと、ハンガーにかけられたいちごパンツに気づく)
草薙:……………………
(よく見ると、パンツに「魔除け」の張り紙)
草薙:…………なぜ、肌着に「魔除け」…………
(思案する草薙)
草薙:…………………………
(じっといちごパンツを見る)
草薙:…………………………
(じっといちごパンツを見る)
草薙:…………………………
(ふらふらと、パンツの元へ)
草薙:可愛い肌着……
(ちょっと羨ましそう)
草薙:…………………………
草薙:…………………………
草薙:……………………はっ!
(何かに気づく草薙)
草薙:もしやこれには……魅了の呪いが?
(かかっていません)
香澄とつかさのだらだら生活183日目
女子寮のある部屋での会話
(ベッドに横たわる真鍋、テーブルごしにくつろぐ辻と草薙)
草薙:すみません、香澄さん。
辻 :仕方ないよ、みことさんのせいじゃないし。
草薙:まさか、部屋があんなことになるなんて……
辻 :霧子さん怒ってたなぁ……
草薙:私が……あそこで侮らなければ……
辻 :いや、普通あんなんなるなんて思わないから。
草薙:私もまだまだ未熟……
辻 :未熟というか……先輩たち悪ノリしすぎというか……
草薙:いえ、慰めなどいりません。
辻 :いや、ここは怒っていいとこだと思うよ?
草薙:いえ、私が未熟だっただけ……
辻 :…………ま、いいか……
草薙:次こそは……
辻 :1つ聞きたいんだけど……
草薙:はい?
辻 :昨日の体操着とブル
草薙:聞かないで下さい。
辻 :え?
草薙:聞かないで下さい。
辻 :………………
草薙:聞かないで下さい!
辻 :…………………………わかった。
草薙:お心遣い、痛み入ります。
辻 :………………
草薙:あ、お茶煎れましょうか?
辻 :気を使わなくていいって。
草薙:いえ、居候の身。それくらいは……
辻 :みことさんが悪いわけじゃないし。
草薙:……私が未熟だったから……
辻 :それももういいから。
草薙:ここに上物のお茶請けが……
辻 :ボクのおせんべい……
草薙:ところで……
辻 :ん?
草薙:彼女は放っておいていいんですか?
(真鍋を指さす草薙)
真鍋:ちゅいぃぃぃぃ…………ん……
辻 :ああ。あれは風物詩みたいなものだから?
草薙:風物詩?
辻 :歯医者の日だったんだよねぇ……
草薙:はぁ……
(ベッドに横たわる真鍋、テーブルごしにくつろぐ辻と草薙)
草薙:すみません、香澄さん。
辻 :仕方ないよ、みことさんのせいじゃないし。
草薙:まさか、部屋があんなことになるなんて……
辻 :霧子さん怒ってたなぁ……
草薙:私が……あそこで侮らなければ……
辻 :いや、普通あんなんなるなんて思わないから。
草薙:私もまだまだ未熟……
辻 :未熟というか……先輩たち悪ノリしすぎというか……
草薙:いえ、慰めなどいりません。
辻 :いや、ここは怒っていいとこだと思うよ?
草薙:いえ、私が未熟だっただけ……
辻 :…………ま、いいか……
草薙:次こそは……
辻 :1つ聞きたいんだけど……
草薙:はい?
辻 :昨日の体操着とブル
草薙:聞かないで下さい。
辻 :え?
草薙:聞かないで下さい。
辻 :………………
草薙:聞かないで下さい!
辻 :…………………………わかった。
草薙:お心遣い、痛み入ります。
辻 :………………
草薙:あ、お茶煎れましょうか?
辻 :気を使わなくていいって。
草薙:いえ、居候の身。それくらいは……
辻 :みことさんが悪いわけじゃないし。
草薙:……私が未熟だったから……
辻 :それももういいから。
草薙:ここに上物のお茶請けが……
辻 :ボクのおせんべい……
草薙:ところで……
辻 :ん?
草薙:彼女は放っておいていいんですか?
(真鍋を指さす草薙)
真鍋:ちゅいぃぃぃぃ…………ん……
辻 :ああ。あれは風物詩みたいなものだから?
草薙:風物詩?
辻 :歯医者の日だったんだよねぇ……
草薙:はぁ……
香澄とつかさのだらだら生活182日目
女子寮のある部屋での会話
(ベットに横たわる2人)
真鍋:ねー、香澄ん。
辻 :ん?
真鍋:また、夜だよ。
辻 :………………だね
真鍋:また、貴重なお休みが……
辻 :う~~~……胃が……
真鍋:あたしは、ぷらす頭が……いたい……
(上で、何やら「もぞり」と人の気配)
真鍋:ん?
辻 :………………
真鍋:………………
(息を潜める2人)
??:うぅ…………
(声が聞こえる)
辻 :(ひそひそ)誰?
真鍋:(ひそひそ)わかんない。
??:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)誰か寝てる
真鍋:(ひそひそ)誰だろ……
(そっとベットから降りる2人)
真鍋:(ひそひそ)いるね。
辻 :(ひそひそ)うん、いる……
(上の段を覗き込む2人)
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)ありゃ、みことさん……
真鍋:(ひそひそ)何故にウチに……
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)それはそれとして……
真鍋:(ひそひそ)なにがあったんだろ?
(何故か体操着にブルマ姿の草薙)
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)自分から着たのと、着せられたのとどっちだろ?
真鍋:(ひそひそ)つか、今時ブルマって……古……
辻 :(ひそひそ)やっぱ古い?
真鍋:(ひそひそ)あたし、はいたことないよ。
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)そ……そうなんだ……
(ベットに横たわる2人)
真鍋:ねー、香澄ん。
辻 :ん?
真鍋:また、夜だよ。
辻 :………………だね
真鍋:また、貴重なお休みが……
辻 :う~~~……胃が……
真鍋:あたしは、ぷらす頭が……いたい……
(上で、何やら「もぞり」と人の気配)
真鍋:ん?
辻 :………………
真鍋:………………
(息を潜める2人)
??:うぅ…………
(声が聞こえる)
辻 :(ひそひそ)誰?
真鍋:(ひそひそ)わかんない。
??:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)誰か寝てる
真鍋:(ひそひそ)誰だろ……
(そっとベットから降りる2人)
真鍋:(ひそひそ)いるね。
辻 :(ひそひそ)うん、いる……
(上の段を覗き込む2人)
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)ありゃ、みことさん……
真鍋:(ひそひそ)何故にウチに……
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)それはそれとして……
真鍋:(ひそひそ)なにがあったんだろ?
(何故か体操着にブルマ姿の草薙)
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)自分から着たのと、着せられたのとどっちだろ?
真鍋:(ひそひそ)つか、今時ブルマって……古……
辻 :(ひそひそ)やっぱ古い?
真鍋:(ひそひそ)あたし、はいたことないよ。
草薙:…………すぅ……すぅ……
辻 :(ひそひそ)そ……そうなんだ……
香澄とつかさのだらだら生活181日目
女子寮のある部屋での会話
(入室する2人)
真鍋:…………
辻 :………………
(背中合わせでへたりこむ)
真鍋:お……終わった……
辻 :生き残れた……
真鍋:みんな、剛の者すぎ
辻 :まさか……あのカレーが全部無くなるとは……
真鍋:つか、ヨソの団体も来てたみたいだけど……いいの? あれ?
辻 :ゆっこさんの人徳でしょ……
(ハラをおさえた朝比奈入室)
朝比奈:う……信じられね……
辻 :……朝比奈さんも逃げてきたんですか?
真鍋:寮全体がカレーくさい……
朝比奈:バカ……呼び来たんだよ。
真鍋:へ?
朝比奈:二次会は外で飲みだ。15分に、玄関。
辻 :え~~~
真鍋:む……無理無理
朝比奈:カレーじゃなくて酒だから平気だろ。
真鍋:いや……酒だって入る余地も……
辻 :つかさ……覚悟を決めよう……
真鍋:か、香澄ん~
辻 :10時15分玄関ですね……
朝比奈:ああ……生き残れよ。
辻 :…………はい。
真鍋:………………試合でもそんな事言われたことないよ……
(土曜の夜は長い)
(入室する2人)
真鍋:…………
辻 :………………
(背中合わせでへたりこむ)
真鍋:お……終わった……
辻 :生き残れた……
真鍋:みんな、剛の者すぎ
辻 :まさか……あのカレーが全部無くなるとは……
真鍋:つか、ヨソの団体も来てたみたいだけど……いいの? あれ?
辻 :ゆっこさんの人徳でしょ……
(ハラをおさえた朝比奈入室)
朝比奈:う……信じられね……
辻 :……朝比奈さんも逃げてきたんですか?
真鍋:寮全体がカレーくさい……
朝比奈:バカ……呼び来たんだよ。
真鍋:へ?
朝比奈:二次会は外で飲みだ。15分に、玄関。
辻 :え~~~
真鍋:む……無理無理
朝比奈:カレーじゃなくて酒だから平気だろ。
真鍋:いや……酒だって入る余地も……
辻 :つかさ……覚悟を決めよう……
真鍋:か、香澄ん~
辻 :10時15分玄関ですね……
朝比奈:ああ……生き残れよ。
辻 :…………はい。
真鍋:………………試合でもそんな事言われたことないよ……
(土曜の夜は長い)
香澄とつかさのだらだら生活180日目
女子寮のある部屋での会話
(山と積まれたタマネギ、人参、ジャガイモ)
真鍋:ねぇ香澄ん……
辻 :ん?
真鍋:これ、邪魔……
辻 :しかたないでしょ。
真鍋:………………
辻 :明日までの我慢だ。
真鍋:……なんかさ。
辻 :ん?
真鍋:すっごい憂鬱なんだけど……
辻 :まあまあ……一応、めでたい日だし
真鍋:そうだけどさ……
(材料を見回す真鍋)
真鍋:これ、ホントに全部カレーにすんの?
辻 :………………みたいだよ。
真鍋:あたし、食べないからね。
辻 :いや、気持ちは分かるけど……
真鍋:あー……なんだって寮全員でカレーパーティなんか……
辻 :それが一番のプレゼントになるんだよ……
真鍋:……………………う~~
辻 :落ち着け~
(祐希子の誕生日、間近)
(山と積まれたタマネギ、人参、ジャガイモ)
真鍋:ねぇ香澄ん……
辻 :ん?
真鍋:これ、邪魔……
辻 :しかたないでしょ。
真鍋:………………
辻 :明日までの我慢だ。
真鍋:……なんかさ。
辻 :ん?
真鍋:すっごい憂鬱なんだけど……
辻 :まあまあ……一応、めでたい日だし
真鍋:そうだけどさ……
(材料を見回す真鍋)
真鍋:これ、ホントに全部カレーにすんの?
辻 :………………みたいだよ。
真鍋:あたし、食べないからね。
辻 :いや、気持ちは分かるけど……
真鍋:あー……なんだって寮全員でカレーパーティなんか……
辻 :それが一番のプレゼントになるんだよ……
真鍋:……………………う~~
辻 :落ち着け~
(祐希子の誕生日、間近)