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香澄とつかさのだらだら生活270日目

 女子寮のある部屋での会話

(3人、入室)

辻 :ふはー、生き返ったー。
真鍋:急にふるんだもんなーっ。
草薙:都会の雨は……どことなくしょっぱいのですね……
真鍋:……そぉ?
辻 :まあ、それはいいとして……つかさ。
真鍋:ん?
辻 :だらしない。

(バスタオルをまいただけの姿の真鍋)

真鍋:仕方ないじゃん。着替えもって行き忘れたんだから。
辻 :忘れるなよ。あと、アレやめろ。
真鍋:アレって?
辻 :部屋もどる最中にやっただろ。「ふはははは」って。
真鍋:ああ。

(真鍋、バスタオルをマントのようにバッと広げ)

真鍋:ふはははははははははははははははははは!
辻 :どこの変態だおまえはっ!

(むき出しの尻にビターンと蹴り)

真鍋:きゃうっ!
辻 :さっさと着ろ。
真鍋:や、やりたくなんない? こういう格好すると。
辻 :なんないよ。しかも通路で……
草薙:あれはちょっとびっくりしました。
辻 :もっと恥じらいをもつよーに。
真鍋:いいじゃん。どーせ女しかいないんだし。

(ぶつぶつと言いながら下着を物色する真鍋)

辻 :…………つかさ?
真鍋:なに?
辻 :そこ、ボクの。
真鍋:洗濯しそこねたの。
辻 :だからってボクのを……
真鍋:いや、別にあたしはこのままでもいいけど?
辻 :…………………………
草薙:…………………………
辻 :そっちの奥の、古いヤツから撰んで。
真鍋:ほーい。

(物色続行)

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香澄とつかさのだらだら生活269日目

 女子寮のある部屋での会話

(小の字で寝ている3人)

辻 :すぴー……………………
真鍋:…………すー………………
草薙:……すぅ…………すぅ………
辻 :…………すぴー…………
真鍋:す~………す~…………
草薙:………………すぅ……
真鍋:(寝言)……むに……香澄んてば……大胆……
草薙:(寝言)違います……決してこしあんを嫌っているわけでは……
辻 :すぴー……………………
真鍋:…………すー………………
草薙:……すぅ…………すぅ………
辻 :…………すぴー…………
真鍋:す~………す~…………
草薙:………………すぅ……
真鍋:(寝言)…………うひょ~~~。

(真鍋の口から一筋のよだれ)

草薙:(寝言) 待って……行かないで……

(草薙の目から、一筋の涙)

辻 :すぴー……………………
真鍋:…………すー………………
草薙:……すぅ…………すぅ………
辻 :…………すぴー…………
真鍋:す~………す~…………
草薙:………………すぅ……
辻 :すぴー……………………
真鍋:(寝言)……あぁん……

(よだれ)

草薙:(寝言)……私の……私の言い分を聞いてください……

(涙)

辻 :(寝言)…………こ……洪水?……

(うなされる3人)

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香澄とつかさのだらだら生活268日目

 女子寮のある部屋での会話

(小の字で寝ている3人)

辻 :すぴー……………………
真鍋:…………すー………………
草薙:……すぅ…………すぅ………
辻 :…………すぴー…………
真鍋:す~………す~…………
草薙:………………すぅ……
真鍋:(寝言)……むに……香澄ん……だいすき……
草薙:(寝言)粒あんを全否定しないでください……
辻 :すぴー……………………
真鍋:…………すー………………
草薙:……すぅ…………すぅ………

(そして、夜は更ける)


(例によって修羅場中)

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香澄とつかさのだらだら生活267日目

 女子寮のある部屋での会話

(テーブルの上に3つのうな重)

辻 :えー、では。ここしばらく色々あったけど。
真鍋:あったなぁ……
辻 :これで皆、手打ちってことで!
草薙:はい。
真鍋:あたし、うなぎやのうなぎなんて初めてだよ~。
草薙:私も……久しぶりです。
辻 :さ。香りが飛ばないうちに食べよう。
真鍋:うー、においたまらん。
草薙:うなぎですからねぇ。
辻 :じゃ、いっただきまーす。
草薙:いただきます。
真鍋:まーす。

(ほおばり始める3人)

真鍋:んめ――――――――!
辻 :奮発したからね。

(そこに漂う別の食べ物のにおい)

辻 :ん……
真鍋:なに? 急に……
辻 :このにおいは……
草薙:カレー……ですね。
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………
真鍋:どういうことだろ?
辻 :多分……うなぎの匂いに対抗してるんじゃ……
真鍋:……………………
草薙:……………………
辻 :さ。香りが飛ばないうちに食べよう。
真鍋:そだね。
草薙:ですね。価値観の違いです。
真鍋:んめ――――――――!

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香澄とつかさのだらだら生活266日目

 女子寮のある部屋での会話

真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………

(長く続く沈黙)

真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:香澄ん……帰ってこないなぁ……
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:見捨てられて……しまったのでしょうか……
真鍋:そ、そんなこたない!
草薙:でも……
真鍋:か、香澄んはあたしを見捨てたりしないもんっ!
草薙:でも……昨日は……
真鍋:…………………………ぅ……
草薙:やっぱり……やりすぎでした…………よね
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:…………あたしが悪かったよぉ……
草薙:いえ、悪いのは仕事と私生活を分けられなかった私です……
真鍋:あたしだよ。
草薙:いえ……私です……
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:………………
草薙:………………
真鍋:早く、帰ってこないかなぁ……
草薙:……ですねぇ……

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香澄とつかさのだらだら生活265日目

 女子寮のある部屋での会話

真鍋:…………………………
辻 :…………………………
草薙:…………………………

(1人、壁を向いて正座している草薙)

辻 :みことさーん。ほら、リング上のひっぱるのやめようよ。
草薙:……………………………………

(部屋全体に張り詰めたムード)

真鍋:こ……こえぇ……怒ってるよ、アレ。
草薙:…………………………………………
辻 :つかさのアレも、一応プロレスの範囲なんだよ?
草薙:…………………………………………

(部屋の温度が下がった気がする)

真鍋:か……かすみ~~ん……
辻 :いや、確かにプロレスの範囲に入れたくないって人もいるかもだけど。
草薙:…………………………………………
辻 :つかさも、調子のりすぎてたよね……あれ。
真鍋:でも全力じゃないよぉ。
辻 :あれで?
真鍋:うん。だって舌使ってないし……
草薙:……………………………………!

(気のような何かが、ぶわっと草薙の体から放出された気がする)

真鍋:ひいぃぃっ!
辻 :あ、ほら。みことさんも落ち着いてっ!

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香澄とつかさのだらだら生活264日目

 女子寮のある部屋での会話

(3人、入室)

真鍋:ふー。ゆだったゆだった。
辻 :明日に備えて早めに寝よう。
草薙:ですね。
真鍋:あれ……?
辻 :ん?
真鍋:テーブルの上……

(テーブルの上に、何か用紙が置かれている)

辻 :誰か来てたのかな?
真鍋:どれどれ……

(ダンサー4人目ボシュウ!
 セーラー服を着て私たちと一緒に踊りませんか!?
 コレであなたの人気も↑急上昇↑間違いナシ!
             ボシューは富沢まで!)

辻 :……………………
真鍋:これって……
草薙:夜、踊っていたあれでしょうか?

(用紙を手に取る辻)

辻 :……………………

(くしゃくしゃくしゃ)

真鍋:……………………

(ゴミ箱へ放る)

草薙:………………………

(少しの、間)

真鍋:ふー。ゆだったゆだった。
辻 :明日に備えて早めに寝よう。
草薙:ですね。
真鍋:こんな時間で寝付けるかなー。

(無かったことにしたらしい)

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香澄とつかさのだらだら生活263日目

 女子寮のある部屋での会話

真鍋:ねぇ香澄ん、ゴム知らない?
辻 :ゴム?
真鍋:うん。
辻 :ゴムって?
真鍋:あ、ゴムって言っても避妊具のことじゃないよ。
辻 :そんな勘違いはしないから。
草薙:ひにんぐ?
真鍋:みこと先輩知らないの? ゴムって言ったらコンドー……
辻 :ガゼルパンチ!

(真鍋の右脇腹にガゼルパンチではないただのフックがめり込む)

真鍋:げふぁっ!

(そのままごろごろ転がっていく真鍋)

辻 :もー、つかさってば……
真鍋:あばべあばべべべっ!

(死にかけのハエのようにのたうち回る真鍋)

草薙:あの……香澄さん、今のは……少し乱暴では……
辻 :ちょっと力入れ過ぎちゃったかな。
真鍋:(ピクピク)が……ふ……ちょ、ちょっとじゃ……ね~~……
草薙:で、ひに……
辻 :つかさ、ゴムがどうしたって?
真鍋:う……ひ……ひどいよ香澄ん……ちょっとのおちゃめなのに。
辻 :はい、チャッチャッと答える。
真鍋:あのね。ゴムがないの……頭の。
辻 :頭の…………………………ああ。
草薙:そういえば、髪を下ろしたままですね。
真鍋:さっきから探してるんだけど……いたたた……

(ゆっくりと上半身を起こす)

辻 :もう寝るだけだからいらないんじゃない?
真鍋:明日、起きてから困るじゃん。
辻 :予備とかないの?
真鍋:その、予備無くした。
辻 :メインは?
真鍋:先月無くした。
辻 :その時点で買っとけって……
草薙:それなら、ここに。
真鍋:あ、あった?
草薙:ええ。お煎餅の袋に使っていたやつですが……使いますか?
真鍋:輪ゴムじゃんっ!
草薙:……ゴムですが?
真鍋:いや、ほら……髪とめるのには輪ゴム使わないじゃん。美少女は!
辻 :……美?
真鍋:美!
草薙:ここにタコ糸もありますが……
真鍋:美少女はタコ糸も使わない!
辻 :でも、つかさの長さなら無くてもいいんじゃない?
真鍋:んー……いつもしてるから、ないと落ち着かない。
草薙:それでは、私の髪留めの予備を使いますか? 少々長いですが。
真鍋:長すぎる。
辻 :それも髪留めって言うんだ……
真鍋:あらためてみると……みこと先輩のそれ、凄いよね。
辻 :ボクが巻いたらターバンになりそう。
真鍋:あたしも。
辻 :あ、じゃあボクが試合で使ってるハチマキいる?
真鍋:あのリボンみたいなやつ?
辻 :うん。髪が目に入らなくなるよ。
真鍋:いい。リボン部分が邪魔そう。
辻 :そぉ?
真鍋:……あらためて考えるとさ。
辻 :ん?
真鍋:香澄んやみこと先輩のそれって、ヘンだよね。
辻 :…………何が?
草薙:どこがです?
真鍋:いや……自覚ないならいいけど。今さらだし。
辻 :?
草薙:……??

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香澄とつかさのだらだら生活262日目

 女子寮のある部屋での会話

(窓から外を見ている3人)

辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………

(外から音楽と、人が激しく動く音)

辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………
富沢:(外から)だからっ、そこ違――――――う!
金井:(外から)え~~!?
富沢:(外から)もう一回、最初から行くよ。
永原:(外から)ね、ねぇ……もうやめない? 遅いし。
富沢:(外から)ダメ! 4人パートのとこだけでも完璧にするの!!
金井:(外から)でも、3人しかいな……
富沢:(外から)細かいこと言わない!
辻 :……………………
真鍋:何やってんだろ?
草薙:踊りの練習……のようですが。
富沢:(外から)それじゃ、パンチでしょ!
永原:(外から)え? でもたしかこう……
富沢:(外から)違う違う。手首をもっとそらせて。猫みたいに。
永原:(外から)えーと……
富沢:(外から)らーぴんぐがっ、制服っ、で二回かくように。
金井:(外から)こ、こぉ?
富沢:(外から)そうそう。
辻 :……何の歌?
真鍋:さぁ。
草薙:セーラー服がどうとか言っていますが……
永原:(外から)……これ、2人には似合うだろうけど……
富沢:(外から)文句言わない。賭に負けたの誰?
永原:(外から)ぐ……
金井:(外から)仕方ないよ……罰ゲーム実行中……
富沢:(外から)こういうのは旬だからね。追い込みかけるよ!
草薙:何かの罰ゲームらしいですね。
真鍋:レイ先輩……そういうのかかるとやたら強いよね。
辻 :オタクパワーって凄いなあ。
富沢:(外から)なんかダるー、なんかデるー、あいしテるー♪
草薙:…………?
真鍋:ソロパートみたい。
辻 :ホント、すごいなぁ。
真鍋:真似したい?
辻 :嫌。
草薙:……ですよねぇ。

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香澄とつかさのだらだら生活261日目

 女子寮のある部屋での会話

(へろへろ状態で入室する3人)

辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……うぷ……

(皆、どさりと崩れ落ちる)

辻 :…………うぅ……
草薙:……こんな……私が…………こんな……
辻 :……す……少しでも休もう……
真鍋:ぎ……ぎもぢわるい……
辻 :ホントに……朝まで飲んじゃったからね……。
草薙:さ……3時間睡眠で足りると思ったのですが……
辻 :…………とにかく休もう……
草薙:そうですね……
真鍋:き……きもちわるいよ……かすみ~ん……
辻 :自業……自得……
草薙:夕刻までに……回復しないと……

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香澄とつかさのだらだら生活260日目

 女子寮のある部屋での会話

(テーブルの上にケーキ)

真鍋:あたし誕生日2日目――!
辻 :2日目って……いや、いいけどね。
草薙:……元気ですね。
辻 :昨日のお祝いでプールで1日中はしゃいでたのにね。
真鍋:はっぴばーすでー、あたし――!

(にこにこと笑顔の真鍋)

辻 :……………………
草薙:……………………

(真鍋を見て、だんだんほほえましくなってくる2人)

辻 :もー、はしゃいじっゃて。
草薙:つかささんらしいです。
辻 :そんなに誕生日が嬉しいかー?
真鍋:うん、嬉しい!
辻 :そっか。
草薙:2日目ですが……おめでとうございます。
辻 :おめでとう、つかさ。
真鍋:いやー、ありがとーありがとー!

(テーブル下から酒瓶を取り出す)

真鍋:今夜は朝まで無礼講!!
草薙:朝まで……
辻 :つかさ……明日は午前から練習あるよ?
真鍋:1日くらい大丈夫!

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香澄とつかさのだらだら生活259日目

 女子寮のある部屋での会話

(小の字で寝ている3人)

辻 :………すぴ~………
真鍋:…す~……………
草薙:……………すぅ………

(壁に干されているのは湿った水着)

辻 :すぴ~……………
真鍋:…す~……す~……
草薙:すぅ…………………

(今日はプールに行っていたらしい)

辻 :………すぴ~………
真鍋:…す~……………
草薙:……………すぅ………

(何故か、3つのうち1つがスク水)

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香澄とつかさのだらだら生活258日目

 女子寮のある部屋での会話

(横たわる3人)

真鍋:あー、もーうごけね。
辻 :たまに……バカみたいに練習増えるよね。
真鍋:非効率~。
草薙:まあ、食事もお風呂も歯磨きも終えたのです。このまま寝ても。
辻 :だね。このまま寝ようか……
真鍋:あ、それ無理。
辻 :なんで?
真鍋:トイレ行きたい。もれそう。
辻 :じゃ、いきなよ。
真鍋:それも無理。
辻 :なんで?
真鍋:疲れて立てない。
辻 :………………
真鍋:香澄ん~、あたしの代わりにしてきて。
辻 :してどうする。
真鍋:えっとね。念力であたしのおしっこを香澄ん膀胱に転送するから。
辻 :転送?
真鍋:えっと……ワープ?
辻 :……あまりあっち系の人たちの影響受けないように。
草薙:その能力は、人の膀胱にしか移せないのですか?
真鍋:んー? どうだろ。
草薙:制限さえなければ、そのままトイレに転送すればいいのでは?
真鍋:そっか、みこと先輩あたまいー。
辻 :何マジメに話してるのさ……
真鍋:あー、あたしがエスパーだったら! 覚醒しろあたし!!
辻 :そんな理由で覚醒したら一生の恥だろ。
草薙:でも、あると重宝する能力ですよ。試合直前とか。
真鍋:あ~。みこと先輩のコス、トイレめんどくさそう。
辻 :いいから行くなら行ってこい。
真鍋:でも動けない……
辻 :………………あのなあ。

(左足をすっとあげて)

辻 :いいから行ってこい。

(ドスンと真鍋の下腹部に自由落下)

真鍋:ひっ!
辻 :となりでおねしょなんてゴメンだからね。
真鍋:い、今ちょっと……

(足を乗せたままぶるぶる振動)

真鍋:ひぃぃぃぃ……出るっ……出ちゃうってー!
辻 :はいはい。さっさと行く。

(たまらず立ち上がる真鍋)

真鍋:か……香澄んのいじめっこー!

(真鍋、前屈みで退出)

辻 :………………………………
草薙:………………………………
辻 :………………………………
草薙:香澄さん。
辻 :なに?
草薙:香澄さんってサ…………
辻 :ん?
草薙:いえ、何でもありません……
辻 :?

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香澄とつかさのだらだら生活257日目

 女子寮のある部屋での会話

(くつろいでいる3人)

真鍋:香澄ーん。みこと先輩~。
辻 :ん?
草薙:はい?
真鍋:おフロいこ。
辻 :ああ、そんな時間かぁ。
草薙:では、行きますか。
辻 :うん。じゃ、着替えを……
真鍋:暑くなってくると、練習後のシャワーだけじゃ足んないもんね~。
草薙:ですね。私も髪が長いので……
真鍋:切ればいいのに。
草薙:切りません。
真鍋:どうして?
草薙:どうしてもです。
辻 :あれ……?
真鍋:どしたの?
辻 :ヘンだな……替えのパンツなくなってる。
草薙:まあ。
真鍋:まさか、イチゴ王子再び?
辻 :それは嫌だな。てか、盗まないでしょ王子は。
真鍋:って、ショーツいっぱいあるじゃん。
辻 :いや、黄色と白のがあったはずなんだ。
真鍋:黄色と白?
辻 :うん。
真鍋:それって、ストライプの?
辻 :うん。別にそれでなくてもいいんだけど……ないと気になる。
草薙:ですね。
辻 :ヘンだなー。一昨日絶対洗ったはずなんだけど……
真鍋:それならここ。
辻 :どこ?
真鍋:ここ。

(自分の股間を指さす真鍋)

辻 :…………………………
草薙:…………………………
真鍋:ほら。

(スパッツをずりおろす真鍋)

(はいているのは黄色と白のストライプ)

辻 :……………………………………はぁ(ため息)。
真鍋:借りてた。
辻 :そういうのは借りる前に言え。
真鍋:ごめんごめん。今返す。

(脱ごうとする真鍋)

辻 :さすがに洗ってから返せ。
真鍋:売れば高く……
辻 :売るか! てかボクのだろ!!
草薙:売る?
辻 :あー、いいから。みことさんは知らなくていい世界だから。

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香澄とつかさのだらだら生活256日目

 女子寮のある部屋での会話

(くつろいでいる3人)

辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………
辻 :……………………
真鍋:ねぇ。
辻 :ん?
真鍋:おなかすかない?
辻 :…………ん~~。言われてみれば。
草薙:今日は夕食、早かったですからね。
真鍋:でしょ。
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………

(顔を見合わせる3人)

真鍋:じゃ、せーの……
辻 :ラーメン。
真鍋:肉。
草薙:お寿司。
辻 :みことさん……今から?
草薙:国道前に出来た回転寿司さん、夜でも良いネタ使ってますよ。
辻 :へー。
真鍋:あたし、あったかいのがいいなー。寿司ってお腹冷えない?
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………
辻 :じゃ、恨みっこなしで。

(頷く3人)

辻 :せーの。

(手を振り上げる3人)

真鍋:最初はグー!
草薙:(グー)
真鍋:(パー)
辻 :(チョキ)
真鍋:くっ! 読まれてた!!
辻 :甘いよ。
草薙:じゃんけんっ……

(再び手を振り上げる3人)

3人:ぽんっ!
草薙:(グー)
真鍋:(チョキ)
辻 :(パー)
真鍋:あいこでっ……

(再び手を振り上げる3人)

3人:しょっ!
草薙:(チョキ)
真鍋:(パー)
辻 :(パー)
真鍋:ぐあ~~~!
辻 :あ~~~。
草薙:決まり、ですね。
真鍋:あったかいのが良かった~~。
草薙:大丈夫。天ぷらや茶碗蒸しなど、暖かいのもあります。
辻 :はいはい。うらみっこなし、不満もなし。いくよ。
真鍋:は~~い。
辻 :服は……このままでいいか。
草薙:ですね。もう陽気も暖かいですし。
真鍋:じゃ、いこいこ。あたし、エンガワとかんぱちー。
辻 :あっかいのがいいんじゃ?
真鍋:いや、やっぱり寿司屋行くなら、それっぽいのがいいじゃん。
草薙:では。
真鍋:ほいほーい。

(3人、退室)

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香澄とつかさのだらだら生活255日目

 女子寮のある部屋の会話

(テレビを見てる)

辻 :今日の記者会見やるよー。
草薙:あ、はーい。

(ぱたぱたとやってくる草薙)

真鍋:おー、映ってる映ってる。
草薙:間に合いました……
真鍋:あれ、今日は社長と理沙子さんだけ?
辻 :うん。

(司会:それでは、パンサー理沙子最後のカードを発表します)

真鍋:いよいよ理沙子さんの試合も最後かぁ。

(司会:最後の試合は、4人によるワンナイトトーナメント!)

真鍋:これって、い……
辻 :分かったから黙ってる。
真鍋:……………………

(司会:トーナメントに参加するのは……主役、パンサー理沙子)

真鍋:トーナメントってことはさ。
辻 :うん。
真鍋:負けたらそこでお終いだよね。
草薙:そうなりますね。

(司会:マイティ祐希子……南利美……)

真鍋:理沙子さん、一回戦で負けたらどうなるの?
辻 :そりゃ…………
草薙:勝ち残った者同士で決勝ですね。
真鍋:理沙子さん引退興行のメインで、それあり?

(司会:最後は……WARSのサンダー龍子)

辻 :なしにしたいだろうねぇ。
草薙:最後まで挑戦的な人です。

(組み合わせは当日、抽選にて決められます)

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香澄とつかさのだらだら生活254日目

 女子寮のある部屋の会話

(差し入れの夜食を前にしている3人)

辻 :いや、夜食はいいんだけどさ。

(4つの店の袋が置かれている)

辻 :なんで……牛丼ばかり?
草薙:すき屋、吉野屋、なか卯、松屋……ですか?
辻 :あんま、こーゆー派閥争いに巻き込んで欲しくないんだけど。
真鍋:いいじゃん、タダ飯タダ飯♪
草薙:残すと……カドが立ちますよね?
辻 :だよねぇ。
真鍋:深く考えないで、ちょっとずつ食べてけばいいじゃん。
草薙:………………そうですね。

(牛丼Aを食す3人)
真鍋:…………ふーん……
辻 :これが、スタンダートなんだっけ?
真鍋:みたいだけど。
草薙:おいしいのではないでしょうか。

(牛丼Bを食す3人)
真鍋:……こっちはアルコール臭い?
辻 :だね。ちょっとお酒の味が強いかな。
真鍋:んー……びみょ。
辻 :同じく。
草薙:おいしいのではないでしょうか。

(牛丼Cを食す3人)
真鍋:へぇ、店ごとに結構違うもんだ。
辻 :あ、ボクここが一番好きだな。落ち着いた味で。
真鍋:そう? 何か変に高級っぽくて……変な感じ。
辻 :ダシが強いのかな?
草薙:おいしいのではないでしょうか。

(牛丼Dを食す3人)
真鍋:うは! 安っぽい味。
辻 :ら……落差がすごい……ボクだめ。
真鍋:えー? このジャンク感よくない? 牛丼だよ。
辻 :いいの!?
真鍋:うん、ジャンクフードはこうでないと。
草薙:おいしいのではないでしょうか。

(30分後……)

辻 :なんかさ……ボクらなんだかんだ言って鍛えられてるよね。
真鍋:ゆっこ先輩に?
辻 :うん。

(テーブルの上に、空の容器が12個)

真鍋:まあ、なんだかんだいって食べちゃったもんね。
草薙:少々胸焼けしました……
真鍋:あたしもー。ちょっと胃がもたれてる~。
辻 :少々とか、ちょっとって時点で、ボクらも人の道から外れてる気がする


(知人の感想をそのまま流用/A~Dがどの店かは謎)

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香澄とつかさのだらだら生活253日目

 女子寮のある部屋での会話

辻 :そろそろ食堂集合~。
真鍋:ほーい。
草薙:理沙子さんは?
辻 :さっき病院でたって。つくの15分後くらい?
草薙:食堂の支度は?
辻 :出来てるみたい。アルコール付。
草薙:昨日の今日で……いいんですか? アルコール。
辻 :さあ……
真鍋:アルコールってことは……無礼講?
辻 :じゃ、ないの? つかさ以外は。
真鍋:なんであたしだけっ!?
辻 :そこで疑問もてるあたりが凄いよね。
草薙:それがつかささんの良いところです。
辻 :いや、良くないから。
草薙:でも、なかなか出来ませんよ。あそこまでの無礼は。
真鍋:いやあ、それほどでも。
辻 :そこは謙遜するところでもないから。
草薙:時に……真鍋さんが持っているそれは?
真鍋:ん? お祝いのお花。
草薙:まあ。
辻 :……………………つかさ。
真鍋:なに?
辻 :なんで、カーネーション?
真鍋:え? きのう母の日だったし。
辻 :……………………
草薙:…………………………
辻 :理沙子さんに?
真鍋:うん。
辻 :……………………
草薙:…………………………
辻 :微妙だ。
草薙:微妙ですね。
真鍋:なにが?
辻 :いや、悪意があるのか無いのか微妙なチョイスだなぁって。

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香澄とつかさのだらだら生活252日目

 女子寮のある部屋の会話

(電話をしている辻)

辻 :うん……うん。

(その電話の様子を眺める草薙)

辻 :わかった。お疲れ様。つかさはそのまま帰っておいで。
草薙:…………………………
辻 :うん。明日には出てくるんでしょ? お見舞いはナシで。
草薙:…………………………
辻 :そう。うん、出る時に寮一同で出迎えて、食事会にしよう。
草薙:…………………………
辻 :タクシー拾うんだよ。1人は物騒だから。うん。……じゃ。

(電話を切る辻)

草薙:どうでした?
辻 :2人とも念のため病院運ばれただけだって。大事なし。
草薙:そうですか……よかった。
辻 :市ヶ谷さんは治りかけの腕をまたやっちゃったみたいだけど。
草薙:……そ、そうですか……
辻 :…………………………
草薙:………………………………
辻 :……………………………………
草薙:…………………………………………
辻 :入ってたよね……お客さん。
草薙:ですね。
辻 :ワンマッチなのにね。
草薙:……ですね。
辻 :発表からこの期間で……
草薙:……………………………………
辻 :いくら理沙子さんが引退っていっても……すごいよね~
草薙:………………………………
辻 :……………………………………
草薙:…………………………………………
辻 :………………………………………………
草薙:……私……
辻 :ん?
草薙:私、あんなに怖い理沙子さん、初めて見ました……
辻 :…………ボクも……

(後楽園ホールワンマッチ興行。両者KO病院送り)

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香澄とつかさのだらだら生活251日目

 女子寮のある部屋の会話

草薙:……う…………う~~ん…………

(寝込んでいる草薙)

辻 :みことさ~ん、大丈夫?
草薙:う~~ん……

(真鍋、入室)

真鍋:ふー、さっぱりしたー。
辻 :あ、つかさ。
草薙:…………う…………
真鍋:あれ? みことさんどうしたの?
辻 :どうしたって……あれ。

(テーブルの上に何冊かの本)

真鍋:あれ? 読んじゃったの?
辻 :うん……あれ、つかさの?
真鍋:いや、レイ先輩の預かりもの。
辻 :レイさん……
草薙:……う…………う~~ん…………
真鍋:みちゃったんだ?
辻 :ボクもね。無造作に置いてるから何かと思った。
真鍋:それで、みこと先輩……
辻 :正直、ボクも微妙に気分悪い……男同士で……
真鍋:まあ、レイ先輩からして「見返すのに勇気がいる」本だから。
草薙:う~~ん……
辻 :何で、こんな預かりものを?
真鍋:なんか、ノーマルの人が泊まりに来るからって。
辻 :……………………
真鍋:万が一があるから、レベル5だけは預かっておいて欲しいって。
辻 :レベル5……
草薙:…………う…………
真鍋:あたしもパラ見だけしたけど。すごいね。
辻 :凄すぎだよ……(げっそり)
真鍋:それにしても……寝込むほどのもの?
辻 :なんじゃないの? 理解できなくはない。
真鍋:ふ~~ん。

(そーっと本を草薙に近づける真鍋)

草薙:……う~~…………う~ん…………

(うなされたままイヤイヤをする草薙)

真鍋:目をつぶってるのに近づけただけで……
辻 :そういう実験はやめるように。

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香澄とつかさのだらだら生活250日目

 女子寮のある部屋の風景
 
(3人、入室)

真鍋:あー、食った食ったー
辻 :あんなトコにフォルクスあったんだねー。
草薙:温泉に……牛……よいのでしょうか? こんなに豪遊して。
真鍋:豪遊ってほどじゃないと思うけど。
辻 :それに、ゴールデンウィーク直後だし。
草薙:そういえば……里帰りしている方も多いですね。
辻 :来週から、また色々追われるよ。
真鍋:そうそ。楽しむときは楽しまないと。
草薙:それも……そうですね。
真鍋:問題はそれより。
辻 :それより?
真鍋:あたしのレアが、香澄んのミディアムより焼けてたこと!
辻 :まだ言うか。
真鍋:言うって! そもそも肉なんて生に近くていいのに!!
辻 :ボクはあまり赤いと嫌だよ。
真鍋:焼いたらもったいないじゃん!
辻 :もったいないかぁ?
草薙:そういえば、「血の滴るようなステーキ!」という格言が……
辻 :みことさん、それ格言じゃなくてブッチャーだから。
真鍋:そういえば、みこと先輩も焼いてたね。
草薙:生は怖いですから。虫とか。
辻 :え? そういう理由?
草薙:ええ、あまり牛は食べないので念のため。
辻 :そ、そうなんだ。
草薙:それさえ無ければ私も生の方が。
真鍋:だよね。生がいいよね。
草薙:生の方が味わい深いですよ。
辻 :そういうもんかなぁ。
真鍋:血の滴るようなステーキ!
辻 :わかった。
真鍋:血の滴るようなステーキ!
辻 :わかったからフォークをもつな。

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香澄とつかさのだらだら生活249日目

 女子寮のある部屋の会話

(入室する3人)

辻 :ふはーっ、帰ってきた!
真鍋:あー、楽しかったー!
草薙:ですね。
辻 :いや、2人とも反省しようよ! 日帰りの予定だったんだよ?
真鍋:ガイドブックってアテになんないね! あれ、ダメ!!
草薙:ですね。あの景色は許せません。
辻 :気持はわかるけどさー
真鍋:だって温泉の窓から見えるのパチンコの看板だよ。
草薙:(こくこくと頷く)
真鍋:しかも窓枠で「パ」が見えないから「チンコ」だよ!? 
辻 :いや、そーだけどさー。
真鍋:それってどんなセクハラだってーの!
草薙:(こくこくと頷く)
辻 :だからって、温泉宿探し直さなくても……
真鍋:いやじゃん! チンコみながらの温泉が思い出なんて!!
草薙:(こくこくと頷く)
辻 :まさか……そのまま温泉巡りになるとは……

(がっくしと膝をつく辻)

真鍋:おかげで温泉堪能できたじゃ~ん。
草薙:身も心も生き返りました。
辻 :元気だね2人とも……ボクはクタクタだよ。
真鍋:だらしないなー。
草薙:若さが足りませんよ。
辻 :みことさんにはいわれたくないなー。
真鍋:でも、ま……あれだね。色々めぐって分かったけど……
辻 :…………なに?
真鍋:おうちがいちばんだ――。

(真鍋、ごろりと大の字)

草薙:同感です……

(草薙も大の字)

辻 :なんかさー……すごいイイコト言ってるように聞こえるけど

(辻も大の字)

辻 :それじゃ、温泉いった意味ないじゃん……
真鍋:いや、いったからこそ気づくことってあるじゃん。

(ごろりと転がって辻の腕に頭をのせる真鍋)

草薙:そうですよ。「気づき」は大切です。

(同じく転がって反対側の腕に頭を乗せる草薙)

辻 :そんなの……行く前から気づいてるっての……

(小の字、完成)

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香澄とつかさのだらだら生活248日目

 女子寮のある部屋での風景

(誰もいない部屋)

(テーブルの上には日帰り温泉宿のパンフ)

(ぷ~~~ん)

(獲物を求めて蚊が彷徨う)

(が、獲物はいない……)




※お気づきかと思いますが、ド修羅場です

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香澄とつかさのだらだら生活247日目

 女子寮のある部屋での風景

(誰もいない部屋)

(テーブルの上には日帰り温泉宿のパンフ)

(………………)






(誘惑に負けて、日帰りではすまなくなった模様)

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香澄とつかさのだらだら生活246日目

 女子寮のある部屋の会話

辻 :………………
真鍋:………………
草薙:………………

(微妙な雰囲気)

辻 :なんか、やるとは思ってた。
真鍋:うん。ホントにやりやがった。
草薙:ある意味……流石です。

(ビューティ市ヶ谷、後楽園ホールを貸し切り!
 パンサー理沙子とのワンマッチ興行を発表!!)

辻 :ワンマッチ興行って……
真鍋:1試合のためだけに借り切るとは……贅沢な
草薙:昭和以来ですね。
真鍋:え? みこと先輩、昭和のプロレス知ってるの?
草薙:いいえ(キッパリ)。
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:そんな気がしただけです。
辻 :あ、お告げってやつ?
真鍋:勢いで言ってるだけな気がする

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香澄とつかさのだらだら生活245日目

 女子寮のある部屋の会話

(うつぶせで横たわる草薙)

草薙:……………………

(その横で気まずげに座る真鍋)

真鍋:…………………………
草薙:…………………………
真鍋:みこと先輩って……
草薙:…………………………
真鍋:もしかして……頭わるい?

(ビクっと肩を震わせる草薙)

真鍋:…………………………
草薙:…………………………

(もぞもぞとかけ布団の中に潜っていく草薙)

真鍋:…………………………
草薙:…………………………

(辻、入室)

辻 :あれー、2人ともこないの?
草薙:…………………………
真鍋:あ、いくいくー。今日の主役は?
辻 :すっかり出来上がってる。
真鍋:うへ……よく飲むよ。あんだけボコボコやって……
辻 :凄かったでしょ。
真鍋:凄い以前に……ちょっちひいた。
辻 :あれが空手家のミミさん。
真鍋:や、やりたくね~。
草薙:…………………………
辻 :で、その布団の塊はみことさんだよね?
真鍋:うん。
辻 :なにやってんの?
草薙:…………………………
真鍋:なんちゅーか……
辻 :ひょっとしてアシカ?
真鍋:うん。アシカ。

(布団がビクっと動く)

辻 :気にしてるんだ?
真鍋:してるっぽい。
辻 :ん~……いいんじゃない? 受けてたし。
真鍋:だよね……すっかり空気もってかれちゃった。
草薙:(布団の深遠からくぐもった声で)言わないでください……
辻 :ほら気にしない気にしない。いこ。
草薙:(布団の深遠からくぐもった声で)で、でも……
辻 :こないと、今日の技をパンフに記載されちゃうよ。

(がばっと布団をはねのける草薙)

草薙:い……いきますっ!
真鍋:じゃ、れっつごー♪

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香澄とつかさのだらだら生活244日目

 女子寮のある部屋の風景

辻 :はい、ねるよー。
真鍋:はーい。
草薙:明日は横浜でしたっけ?
辻 :うん。
真鍋:タッグだけど、おてやわらかに~。
草薙:つかささんが相手でしたか。
辻 :みことさん……おっな興行なら全カード出るんだから……
草薙:そうですか……

(何故か哀しげな瞳で真鍋を見る)

真鍋:なに?
草薙:つかささん。
真鍋:だ……だからなに?
草薙:今まで……楽しかったです。
真鍋:えっと……ドウイウイミデスカ?
草薙:特に意味はありません。ただ、言っておかなくてはと思ったのです。
真鍋:いやちょっと! 気になるじゃん! すげー気になるじゃん!!
草薙:……………………
真鍋:なんで涙目っぽいの!?
草薙:いえ……明日の試合のことを考えたら、自然に……
真鍋:なんで――――!?
辻 :みことさん。
草薙:ぐす……はい、なんでしょう?
辻 :ひょっとして、バンジー以外にも技を編み出した?
草薙:はい。
真鍋:ど、どんなわざっ!?
草薙:それはさすがに……手を合わせる前に教えるわけには……
真鍋:でもだって! すげー不吉なこと言ってるじゃん!!
辻 :えっと……せめて、何から技のヒントを得たかだけでも……
草薙:………………………………
辻 :ね。
草薙:それくらいなら……
真鍋:バ、バンデット?
草薙:違います。
辻 :クレイジーヒュートスン?
草薙:いいえ。
真鍋:ホワイトキャニオン!
草薙:それでもありません。
辻 :あれ……他に絶叫系ってあったっけ?
真鍋:今言ったのとバンジーよりこえーのないと思う。
辻 :……………………
真鍋:……………………
辻 :えっと……みことさん。
草薙:はい?
辻 :答おしえて。
草薙:アシカショーです。
真鍋:…………アシカショー?
草薙:はい。アシカショー。ほら、ちゃんと写真も一緒に撮ったのですよ。

(壁を指さす草薙)

辻 :ああ、そういえばアシカとも一緒に写ってるね。
草薙:はい、500円でした。
真鍋:ど、どんな技なの?
草薙:ですから……それは秘密です。
辻 :えっと……
草薙:かわいかったです……ゴンタくん。
辻 :ゴンタくんて?
草薙:アシカの名前です。
辻 :そ、そう……
真鍋:みときゃ良かった……アシカショー

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香澄とつかさのだらだら生活243日目


 女子寮のある部屋の風景

真鍋:あー、つかれたー。
辻 :朝にいきなり「緊急招集」だもんね。
真鍋:何かと思った。
草薙:私、興行かと思いました。
辻 :いや、遊園地とか言われたらそっちの可能性先に浮かぶ。
真鍋:緊急とか言われたらねぇ。
辻 :……………………
真鍋:……………………
草薙:……………………
真鍋:楽しかったけどね。

 仮面ライダー電王ショー
   第2話「俺、頑丈!」
   よみうりランド5/4(祝)
   出演
   仮面ライダー電王ソードフォーム・アックスフォーム
   イマジン(怪人)・兵士

辻 :否定しないけど、同時に恥ずかしかったよ。
真鍋:なんで?
辻 :ド真ん前の結構いい位置を、いいトシしたみんなで……
真鍋:いいじゃん。あたしたちは目立ってナンボ。
辻 :そういう目立ち方はいや。
草薙:確かに……注目されていましたね。サインの列に並ぶ皆さん。
辻 :よく並ぶよなぁ……
草薙:でも、記念ですし……

(キンタロスのサインを壁に飾る草薙)

辻 :…………みことさんも、サインもらってたんだ。
草薙:記念ですから。
真鍋:うわ、信じられね。
辻 :あれ? つかさはもらわなかったんだ。
真鍋:あたり前じゃん。
辻 :さっき、目立ってナンボとかいってたから列に並んだのかと思った。
真鍋:ないない! だってサイン有料じゃん!!
辻 :あー……そうだった。いくらだっけ?
真鍋:500円!
辻 :結構いい商売だよね。
真鍋:でしょ!? サインで金とるなんてしんじらんね――!
辻 :ボクらはもらったことないよね……
真鍋:だからあたしは一緒に写真撮ってもらった!

(一緒に撮影した写真を壁に飾る真鍋)

辻 :………………それも、有料じゃなかった?
真鍋:800円!
辻 :高っ! ポラロイド1枚で!?
真鍋:記念なの!
草薙:で、ですよね。

(少し恥ずかしげに写真を出す草薙)

辻 :みことさ――――ん!
草薙:あ、ああいう所に皆で行くのは初めてだったのでつい……
辻 :…………あー……
草薙:嬉しかったものですから……
辻 :なんとなく分からなくもない。
真鍋:あたしもあたしもー。
辻 :つかさは単にチョロイ客。
真鍋:ひでっ!
草薙:あ、でもただ遊んでいたわけではないのですよ。
辻 :え?
草薙:あの後、遊園地で遊びながらちゃんと新技のヒントを得ていたのです。
真鍋:おー。
辻 :さすがみことさん。ぬかりないね。
真鍋:どんな技? どんな技?
草薙:まだ、構想段階ですが……
真鍋:ふんふん。
草薙:その名も、草薙流紐無しバンジー落とし。
真鍋:…………
辻 :みことさん、想像で言うのも何だけど……
草薙:はい?
辻 :死ぬからやめよう。
草薙:そうですか?
辻 :そうじゃないの?
草薙:ええとですね。高さ15メートルまで相手と共にのぼり……
辻 :死ぬからやめよう。
草薙:そうですか。
辻 :うん。
草薙:では、これは禁断の奥義と言う事で。
真鍋:それ以前に……どうやって15メールまでのぼるの?
草薙:まず、バンジー料1500円を払って……
辻 :よみうりランド限定の技なの!?

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香澄とつかさのだらだら生活242日目

 女子寮のある部屋の会話

(入室する真鍋)

真鍋:…………う~……
辻 :まだ?
真鍋:……うん……おさまんない……
辻 :しかし……ブラック飲んだだけでそうなるかな?
草薙:他の理由ありそうですよね。
真鍋:思い当たるのがコーヒーしかない……
辻 :それで一日中おなかゴロゴロってのもなあ……
真鍋:いやホント、つらかったんだって。特に昼……
辻 :まあ……確かに……
真鍋:練習で受身とった時とか~。
草薙:そんなに危なかったのですか?
真鍋:ここ10年で一番集中したもん。さすがに何もかも終わりそうで。
辻 :うん……確かにね……
真鍋:…………………………ぅ…………
辻 :ん? また?
真鍋:う……うん……さっき、コーラ飲んだからまた……
辻 :ポカリとかにしときなよ……
真鍋:と……といれ、い……いってきます……
辻 :がんばれ~。
草薙:健闘を祈ります。

(真鍋、よろよろと退室)

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香澄とつかさのだらだら生活241日目

 女子寮のある部屋での会話

辻 :お湯わいたよ~。
真鍋:あ、たまにはあたしコーヒー。
辻 :ほいほい。
真鍋:砂糖とミルクたっぷりね~。
辻 :加減わかんないから自分で入れなよ。
真鍋:ぷー。
辻 :ボクも今日はコーヒーにしよ。みことさんは緑茶だよね?
草薙:あ、私もコーヒーで。
真鍋:え――――――!?
草薙:なんです?
真鍋:いや……みこと先輩、コーヒーなんか飲むんだ?
草薙:結構好きですよ。
真鍋:意外~。
草薙:そうですか?
辻 :うん。好きっていうのはボクも意外。
真鍋:だって、巡業の時とか飲んでるの見たことない。
草薙:外で売っているのは砂糖が入っていますから。
辻 :あ、無糖派。
草薙:ええ、ブラック派です。
真鍋:しぶー。
辻 :好みとかあるの?
草薙:選べるなら、ブラジルでしょうか。
真鍋:ブラジル……国?
辻 :コーヒーの種類。
真鍋:そんなこだわりまでっ!?
草薙:あ、こだわりと言うほどでもないのです。あくまで、選べるならで。
真鍋:香澄ん、それは?
辻 :……メーカーのオリジナルブレンド。「まろやか」。
真鍋:なんか安っぽ……
辻 :インスタントよりマシだよ。
真鍋:みこと先輩、メキシコじゃないけどいいの?
辻 :ブラジルな。
草薙:ええ、そこまでのこだわりはないですから。
辻 :ボクもたまにはブラックでいこ。
真鍋:じゃ、あたしもー。
辻 :つかさも?
真鍋:うん、大人の階段のぼってみる。
辻 :大人って……まあいいや。カップカップ……と。
草薙:あ、私はこれにお願いします。

(湯飲みを差し出す草薙)

辻 :…………これ?
草薙:はい。
辻 :コーヒーだよ?
草薙:?
辻 :うん……まあいいや。

(コーヒーをいれる辻)

辻 :ほい、ブラック。
草薙:ありがとうございます。
真鍋:んー、いい香り~。
辻 :で、これがボクの……と。
草薙:(ずず……)
辻 :(ず……)
真鍋:どお?
草薙:どお、とは?
真鍋:おいしい?
辻 :んー、ちょっと濃いかな?
草薙:そうですか? これくらいで良いと思いますよ。
辻 :ボクがブラック飲み慣れてないからかな……
真鍋:ふーん……じゃ、あたしも……

(コーヒーをすする真鍋)

真鍋:(ぷひ!)
辻 :わっ! 吹くな!!
真鍋:に……にがっ!
草薙:コーヒーですから。
真鍋:にげ――――! にげ――――っ!!
辻 :あーもー……シミついたー! 拭くもの拭くもの

(ふきんを取りに行く辻)

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オレンジゼリー

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