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香澄とつかさのだらだら日記567日目

女子寮のある部屋での会話

(雑巾片手の3人)

草薙:終わり……です。
辻 :うん。綺麗になった。
真鍋:ふひー。

(最後の掃除、終了)

辻 :いやー……こうして見ると……

(ガランとした部屋)

辻 :荷物のないこの部屋って、案外広……………………

(言葉が止まる)

辻 :……………………くないね、やっぱり。
真鍋:狭いよ。
草薙:引越先を見た後だと、そうなりますよねぇ。

(引越先は、リビングだけで倍広い)

真鍋:広いって感じたのはあン時だね。
辻 :ん?
真鍋:カオスがベッド壊して布団になったとき。
辻 :あー……

(あの晩、2人は空が降ってくる恐怖を味わった)

辻 :確かに。ベッド無くなったときは広く感じた。
真鍋:そうじゃなかったら、3人はキツかったと思う。
草薙:ですね……

(バケツに雑巾を戻す)

真鍋:………………………………
辻 :………………………………
草薙:………………………………

(それぞれの想いを込めて、部屋を見る3人)

辻 :長かったなぁ……この部屋にいたの。
草薙:入門時からですか?
辻 :うん。さおさおと一緒で。
真鍋:お、昔の女の話か。
辻 :昔の女とかいうな。
真鍋:いいわ……あなたの心にいるあの女ごと愛してあげる!
辻 :誰だお前。

(映画撮影の名残)

草薙:なんで幸音鈴さんとは別室に?
辻 :つかさが同期とトラブル起こして、ボクが面倒見ることになった。
草薙:へぇ。
真鍋:そーだったんだ。
辻 :いや、つかさは知っとけ。
真鍋:そーいや、入門したての時はモメた記憶ある。
辻 :ある、じゃないよ。

(まあ、色々ありました)

真鍋:………………………………
辻 :………………………………
草薙:………………………………

(また、沈黙)

真鍋:もう、やることないっけ?
辻 :うん。掃除道具戻すだけ。
草薙:布団は……このままで良いんでしたっけ?
辻 :山本さんがクリーニングに出してくれる。
真鍋:そっか……
辻 :うん。
真鍋:…………あたしらの追い出し会は?
辻 :7時から。駅の改札口集合。
草薙:じゃあ、そろそろ動かないと……ですね。
辻 :うん。じゃ、最後に挨拶だけ行くよ。
草薙:はい。

(3人、部屋の入り口に正座)

真鍋:………………………………
辻 :………………………………
草薙:………………………………

(背筋を伸ばし)

辻 :今まで、ありがとうございましたぁっ!
草薙:ありがとうございましたっ!
真鍋:…………したっ!!

(部屋に向かって、一同、礼)

真鍋:………………………………
辻 :………………………………
草薙:………………………………

(深く頭を下げ……)

真鍋:うし!
辻 :ん。
草薙:…………

(立ち上がる)

真鍋:じゃあ新居に寄って駅いこ!!
辻 :うん。着替えて……
草薙:シャワー浴びる時間あるでしょうか……

(部屋を退出する3人)

辻 :急げば……あるんじゃない?
真鍋:あー、ハラへったー。肉?
草薙:今日はみなさんにーお任せですから……

(だんだん遠くなっていく声)

真鍋:あいつら、ちゃ……肉……んだろーなー……
辻 :まぁま……ゆっこ先輩の引………レー……
草薙:……したね………………で…………

(遠くなっていく足音)

(………………………………)

(静寂)



(女子寮のある部屋)

(誰もいない部屋)

(からっぽの部屋)

(やがては、新しい住人を迎える部屋)

(次に、どんな住人がやってくるのかは分からない)

(ただ、次に来る住人も)

(ここでは外での疲れを癒し、安らぎ、夢を見てくれればいい)

(そうなればいいな、と)

(この建物は思った)



(……かもしれない)





(香澄とつかさのだらだら日記、おしまい)


(他の切り口で何か書くことがあるかも知れませんが、とりあえずはこれで一区切り)

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香澄とつかさのだらだら日記566日目

女子寮のある部屋での会話

(最後のダンボールを閉じる辻)

辻 :……これで、よし。

(引越準備、完了)

真鍋:本当に前日に全部終わっちゃった。
草薙:これで、明日は運ぶだけです。

(荷物は6つのダンボールと3つの服(ゴミ)袋と魔王さまとテレビ、パソコン一式)

辻 :ちょっと手洗ってくるねー。
真鍋:あーい。

(部屋の片側に寄せられた引っ越しの荷物)

草薙:この部屋で寝るのも、今日で最後ですね。
真鍋:うん。

(敷かれた布団は、寮の備品)

真鍋:そう考えると名残惜しいなー。

(布団に頬、すりすり)

真鍋:このせんべ布団も、今となっては愛おしいっつーか。
草薙:分かります。

(布団をなでる草薙)

草薙:私、ずっと1人部屋でしたから……
真鍋:あれ、最初からなの?
草薙:ええ。
真鍋:活躍しはじめてからじゃないんだ。
草薙:はい……会社に気を使われたんでしょうね。
真鍋:気?
草薙:ほら。巫女とか、そういう……

(少し寂しさと後ろめたさの混じる口調で)

真鍋:へー。
草薙:当時は、そう思ってませんでしたが……今から考えると羨ましかったんでしょうね。
真鍋:誰を?
草薙:他の同期を……
真鍋:……ふぅん。
草薙:香澄さんと幸音鈴さんが同室で、毎日騒がしかったんですよ。
真鍋:そっか……香澄ん、最初はさおさお先輩と一緒なんだっけ。
草薙:それで、私はずっと……なんて騒がしい人たちなんだろうって。
真鍋:あの2人、今も組むとうっさいもんねー。
草薙:つかささんがいいますか?
真鍋:にへへへへへ。
草薙:それで、必要以上に「自分は1人で平気」って示したかったんでしょうね。

(微笑み)

草薙:常にすました風に取り繕って……
真鍋:あー……昔のみことん、ヤなヤツだったもんにゃー。
草薙:や……ヤなヤツでしたか?
真鍋:うん。お高くとまってて。
草薙:す……すみません。

(赤面)

真鍋:いーっていーって。そのうち分かったもん。
草薙:……何をです?
真鍋:みことん、あたしの同類だって。
草薙:同類?
真鍋:あたしも、この部屋が初めての「居場所」なんだ。
草薙:………………………………
真鍋:………………………………

(見つめ合う2人)

草薙:それは……
辻 :ふいー。ただいまー。

(手を洗って戻ってきた辻)

真鍋:おかえりー。
草薙:お疲れ様でした。
真鍋:ま、その話はまたそのうちに。
草薙:あ、はい。
辻 :なんの話?
真鍋:香澄んの抱き心地の話。
辻 :ぶっ!

(吹く辻)

真鍋:香澄んに抱きついて寝ると安心するよねーって話してたの。
辻 :みことさんがそんな話に付き合うわけないだろー。
草薙:……え……っと。
真鍋:してたよねー。
草薙:その……
辻 :みことさんも怒っていいんだよ?
草薙:し……してました……
辻 :……………………へ?

(目が点)

真鍋:今日はしっかり抱きついて寝ようねーって。
草薙:そ、そうです。

(草薙、こくこく)

辻 :み……みことさんが壊れた……
草薙:こ…………壊れてません。
真鍋:ちょっと素直になっただけだよー。
辻 :え~~?
真鍋:と、ゆーわけで。寝よう、香澄ん。

(布団、ぽんほん)

草薙:そうです。寝ましょう。

(布団の真ん中を、ぽんぽん)

辻 :いや、寝るけどさ……

(釈然としない辻)

真鍋:この部屋に思い残しのないように寝ようね。
草薙:そうですね。しっかり寝ましょう。
辻 :…………寝る前にそんな盛り上がってたら、寝付けないとおもうよ。
真鍋:大丈夫。香澄んに抱きついてると自然に眠くなる!
草薙:香澄さんは自分を過小評価しすぎです!
辻 :いや、何の評価だかわかんないから。

(そして、寮生活最後の夜はふけていく)





(明日で、おしまい)

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香澄とつかさのだらだら日記565日目

女子寮のある部屋での会話

(ドアの外に朝比奈)

朝比奈:んじゃ、車の用意しとくな。
辻 :お願いします。

(引っ越しの打ち合わせ)

朝比奈:マジでバンでいいのか?
辻 :はい。
真鍋:あのねー、道せまいの。
朝比奈:へぇ、そんなに。
真鍋:うん。会社のトラックだと入んないね。
朝比奈:マジ?
辻 :多分。
朝比奈:……そっか。

(区画整理外の道は普通車ギリギリの狭いところが多かったりします)

朝比奈:じゃあ、バンでピストンかな。
真鍋:ピストンするほどあるかな?
朝比奈:………………………………

(部屋を見回す朝比奈)

朝比奈:一発ですむか。
辻 :多分。

(所詮、6畳一間)

真鍋:一番大きいのがテレビだもんね。
草薙:布団もタンスも寮の備品ですし。
真鍋:タンスの中身、ゴミ袋2つでおさまったし。

(東京都指定の透明ゴミ袋の中に、3人の着替え)

朝比奈:………………………………

(あんまりな引っ越し準備に、ちょっとめまい)

朝比奈:……おまえら…………女なんだから……こぅ…………ゴミ袋って……
真鍋:だって、ラクだし~。
朝比奈:……草薙ぃ。
草薙:あ……あの……近所ですし……確かに十分ですし……

(赤くなりながらも言い訳)

朝比奈:朱に交われば赤くなるもんだなぁ……
真鍋:いや、むしろみことんの方が最近は朱だね。
草薙:そ、それはさすがにありません。
朝比奈:あー。いい、いい。

(手をヒラヒラ)

朝比奈:それでも、祐希子にくらべりゃマシだ。
辻 :はぁ……
真鍋:ゆっこ先輩、もっと凄かった?
朝比奈:凄かったっつーか……

(回想)

朝比奈:あんにゃろう。引っ越し当日も普通に生活してやがった。
辻 :…………?
真鍋:ふつー?
朝比奈:おう。引っ越し当日、来島と部屋に行ったら寝てた。

(思い出して額に怒りマーク)

辻 :ね……ねてた?
朝比奈:部屋も散らかってて、引っ越しの支度なーんもしてやがらなかった。
辻 :へ……へ~……
草薙:さ……さすがというか……
真鍋:オーモノ ハ チガウ ネー

(そうとしか言えない)

朝比奈:ま、それに比べりゃ……ゴミ袋でも準備してるだけマシか。

(自分を納得させている)

真鍋:えらいだろー。
辻 :いや、いばるほどじゃないから。
朝比奈:うし。じゃあ明後日はキビキビ動けよ。2時間で終わらせっぞ。
真鍋:あーい。


(いよいよ、引っ越しです)

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香澄とつかさのだらだら日記564日目

女子寮のある部屋での会話

(ぐったりしている辻)

辻 :……あ~~……
真鍋:だいじょーぶ?
辻 :……なんとかね~~。
草薙:お茶、煎れましたよ。
辻 :……ありがと~。

(今日はライトの祭典がありました)

辻 :………………………………
真鍋:………………………………
草薙:………………………………

(お茶を一口すする)

辻 :……はぁ……
草薙:け、けっこう良い試合だったと思いますよ。
真鍋:うん。盛り上がってた盛り上がってた。
辻 :アリガト。

(ふぅ……とため息)

辻 :でも、勝ちたかったなぁ。
真鍋:香澄ん……
辻 :投げ合戦になったから……勝ちたかった。

(得意ジャンルで負けたので、結構悔しい)

真鍋:だ、だいじょーぶっ。次やれば勝てるって~。
草薙:そうですよ。相手はまだキャリアが若い分、荒削りでしたし。
辻 :キャリアかぁ。

(ん~……と天井を見る)

辻 :あれで、ボクよりキャリア下だもんなぁ。
真鍋:身体能力だけで投げてたもんね……さすが外人。

(対戦相手は海外選手)

辻 :うん……確かに、ライトのパワーじゃないよアレ。持ち上げる力、上戸さん並。
草薙:……そんなに?
辻 :うん。
真鍋:うへー。ライトの妹でそれなら、筋肉ダルマの姉の方なんかどーなの?

(もう一口、お茶をすする)

辻 :ふぅ。

(そのまま大の字)

真鍋:香澄ん……
草薙:……………………
辻 :そんな声出さないでよ。平気。

(手をヒラヒラ)

辻 :落ち込むのは今日だけだから。
真鍋:…………そう?
辻 :うん。

(顔を見合わせる真鍋と草薙)

真鍋:今日はあたしが腕まくらしようか?
辻 :よけいな気遣いはしなくていーから。
草薙:では、私の膝枕で寝ますか?
辻 :みことさんは最近、つかさに染まりすぎだから。


(落ち込むのもバカらしくなる部屋)

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香澄とつかさのだらだら日記563日目

女子寮のある部屋での会話

(テレビを見ている真鍋と辻)

真鍋:ねぇ…………みことんは?
辻 :まだお風呂じゃない?
真鍋:むぅ。

(壁に背もたれ、横向きにテレビを見ている真鍋)

真鍋:…………………………………………
辻 :今日も暗いニュースばかりだなぁ。

(国外が大変血なまぐさいことになっています)

真鍋:………ねぇ。
辻 :ん?

(ゆーうつそうな真鍋)

真鍋:コレ……いい加減に治してくれないかなあ。
辻 :二度としないって誓ったらしてくれるんじゃない?
真鍋:それだと、負けた気分に……
辻 :いや、もう完全に負けてるから。
真鍋:…………むぅ。

(押し黙る)

真鍋:………………………………
辻 :………………………………
真鍋:………………………………
辻 :ねぇ。
真鍋:なに?

(真鍋、テレビの方をむいたまま)

辻 :首、ほんとーにもとに戻らないの?
真鍋:無理に正面向こうとすると、激痛。
辻 :そんなにか。

(首が横向きのまま、動かない模様)

辻 :すごいなぁ……
真鍋:くそ~、みことんめ~。
辻 :昨日、調子に乗ったりするから。

(昨日の仕返しのようです)

真鍋:みてろよ~……次は、腰が抜けて立てなくなるくらい舌入れてやる~。
辻 :いや、こりなよ。
真鍋:あたしは暴力には屈服しないのだ!
辻 :のだ……って。


(不屈の闘志の無駄遣い)

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香澄とつかさのだらだら日記562日目

女子寮のある部屋での会話

(テレビを見ている3人)

真鍋:なーんか、ヤなニュースばっかだね~。
辻 :ホント……。
草薙:暗い気分にさせられます。

(国内外どちらも暗いニュースが多いこの頃)

真鍋:なーんで世の中、愛に生きられないかね~。
辻 :それが理想だけど……つかさが言うと違和感あるな。
真鍋:なんで?
辻 :普段が普段だから。
真鍋:あたし、普段から愛の戦士じゃん!
草薙:愛の戦士って何ですか。
真鍋:何って、そりゃ……

(草薙の方を向いて)

真鍋:愛の戦士って言うのは……
草薙:はい。
真鍋:こおっ!

(不意打ちディープキス)

真鍋:むっ!
草薙:っ!?

(不意打たれた草薙)

真鍋:ん~~……

(真鍋、がっちり草薙の頭をホールド)

草薙:~~~っ!!!

(体勢的に逃れられず、手をわたわた)

真鍋:ん……ん…………
草薙:ん゛~~~~~~~~~~~っ!

(そのまま押し倒す真鍋)

真鍋:……ん~~…………
草薙:ん゛ん゛~~~~~~~~~~~~~っ!

(両肩が付く)

真鍋:…………ん…………
草薙:ん゛~~~~~~~~っ! ん゛~~~~~~~~っ!!

(逃れられない)

辻 :はい、わーん……

(カウントをとる辻)

辻 :つーぅ……
草薙:ん゛ん゛~~~~~~~~~~~~~っ!

(草薙の手が宙をもがく)

辻 :すりー。

(湯飲みにハシでチンチンチン)

真鍋:ぷはぁっ!

(身を起こす真鍋)

草薙:……………………………………………………きゅう…………

(目が渦巻き状態の草薙)

真鍋:どぉよ? 愛の戦士の技。
辻 :いや……何て言うか……すぐ返されると思ってたから手を出さなかったけど……
草薙:………………………………

(草薙、ノックアウト(精神的に))

辻 :うまくロックしてたなぁ。
真鍋:んふふふふぅ。舌入れまくったった♪
辻 :…………………………うげ。

(さすがにヤな顔)

辻 :みことさーん、だいじょーぶ?
草薙:……………………だめかもしれません……

(何かを失ったかのよーな声)

真鍋:そのうち慣れるって。香澄んだって、慣れたし。
辻 :慣れてないよ。
真鍋:でも、あたしがみことんにキッスかましても冷静だったじゃん。
辻 :ん?
真鍋:昔なら慌てて騒いで、ツッコミはいってた。絶対。
辻 :あー、言われてみれば……

(確かに、あまり動揺しなかった)

辻 :あちゃ~~。
真鍋:あたしの愛を受け入れたんだよ。

(困り顔)

辻 :やだなー。こんなことに慣れたくないなー。
真鍋:そういわず、慣れようよ~。
辻 :ヤだよ。
真鍋:そう言わずに~。

(辻にしがみついてくる)

辻 :やだって言ってるだろ~。あと、そのよだれだらけの口を拭け。
真鍋:半分はみことんのだよ~。今ならみことんとも間接キッスだよ~。
辻 :それが何か売りになるのかっ!

(ギリギリとアイアンクローで引きはがしにかかる)

真鍋:あ~ん、香澄んも愛の戦士になろうよ~。
辻 :まかす。それはつかさ1人にまかせるからっ。
真鍋:そんなこといわ…………あががががっ! 香澄んっ! 強いっ! 握力強いっ!!
辻 :これがボクの愛だから。つかさも慣れてね。
真鍋:なるほどつまり香澄んはSっ……あがががががが~っ!


(この部屋の中は、世間と違って平和っぽい)

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香澄とつかさのだらだら日記561日目

女子寮のある部屋での会話

(のんびりしている3人)

真鍋:そーいやさー。
辻 :ん?
真鍋:あれ、いいかげんにどうにかしようよ。
辻 :あれ?

(DSの刺さった360を指さす)

辻 :あー。
草薙:すみません。私が全部負担するので……
辻 :なんか見慣れて、置物みたいな感覚になってた。
真鍋:いや、実はあたしもだったけど。
辻 :どうすんの? 修理? 買い直し?
真鍋:明日あたり修理に出せば、引っ越しの時荷物少なくなると思うんだ。
辻 :ああ、今から出せば……帰ってくるのは引っ越し後か。
真鍋:うん。
辻 :じゃ、なんとかして抜かないと……

(合体したままでは受け付けられないと断られました)

真鍋:でもこれが、なかなかにガッチリはまっててさー……

(DSをつかんでガクガク揺するが、ビクともしない)

辻 :どれどれ?

(辻がやっても、やっぱりビクともしない)

真鍋:ね?
辻 :うはー……みことさん、どうやったのコレ?

(ある意味、感心)

草薙:わ、私が責任持って……

(合体マシンを手に取る草薙)

草薙:く……

(力を入れてみる)

辻 :どぉ?
真鍋:当人なら、あるいは……
草薙:んっ……

(力を入れる草薙)

草薙:うぅ……んっ……く……

(ビクともしない)

真鍋:ダメか……
辻 :みことさん、無理しないで。
草薙:う……ん……引いてダメなら……

(ギリギリギリギリ……)

真鍋:みことん、顔まっ赤。
草薙:……いっそ、押してみたら……

(ぐっと押し込んでみる)

草薙:てぇぇいっ!

(がりゅっ)

真鍋:え?
辻 :うおっ!
草薙:…………………………

(貫通)

真鍋:………………………………
草薙:………………………………
辻 :………………………………

(突き刺さった側の反対側から顔をのぞかせるDS)

真鍋:………………す……すご……
草薙:こ、これでスキマが出来たはずですから、ひっぱれば……

(取り繕うようにほほえむ草薙)

草薙:きっと、楽に抜けるはずです。

(ぐっとひっぱる)

草薙:…………く……

(動かない)

草薙:ひっぱ…………く…………

(カケラも動かない)

辻 :ねぇ、つかさ。
真鍋:なに?
草薙:…………あ……んん…………

(むしろ、ますます強固に合体した)

辻 :もしかしたら、ボクら今……奇跡をみたんじゃないかな?
真鍋:…………かもねー。
草薙:あふ……


(諦観&達観)

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香澄とつかさのだらだら日記560日目

女子寮のある部屋での会話

(ぐったりしている3人)

辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………

(真鍋などは瞳孔が開きかかってる)

辻 :………つ……つら……
草薙:…………えぇ……
真鍋:……………………

(無反応な真鍋)

辻 :いや……いいよ……ヘタにひいきされるより……
草薙:……で……ですね……
真鍋:……………………

(今日は映画番宣特別6人タッグがありました)

辻 :でも……無理…………弱音吐きたくないけど……無理……
草薙:……時期尚早なのは……否めません……
真鍋:……………………

(相手はマイティ祐希子、ビューティ市ヶ谷、八島静香組)

辻 :……そりゃ………確かに話題性………す…………す……
草薙:……すごかった……ですねぇ……
真鍋:……………………

(正直、異様な光景)

辻 :……番宣なのに……ボクら食われてるし…………意味不明……
草薙:……………………………………
真鍋:……………………

(最初から最後まで、相手コーナーが目立ってました)

辻 :…………相手の仲間割れで……勝ったけど……勝った気…………しない……
草薙:……………………すみません…………意識……おちます……
真鍋:……………………

(草薙の体から力が抜けていく)

辻 :…ボクも……スチッチ……………………オフ……
草薙:……………………
真鍋:……………………

(草薙、落ちる)

辻 :………起きたら……おふろ…………
草薙:……………………
真鍋:……………………

(辻の体から力が抜けていく)

辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………

(辻、落ちる)

辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………

(おやすみなさい)

辻 :……………………
草薙:……………………
真鍋:……………………

(夢すら見ない夜)

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香澄とつかさのだらだら日記559日目

女子寮のある部屋での会話

(辻、入室)

辻 :ダンボールもらってきたー。
草薙:お疲れ様です。

(折りたたまれたダンボール箱の山をかかえている)

真鍋:明日でもよかったのに~。
辻 :だって、興行のついでに運んでくれるって言うし……

(部屋のスミにおく)

草薙:それでは……明日から、詰められる物は詰めていきますか。
辻 :だねー。
真鍋:別に前日でもよくない? たいして荷物ないし。

(しょせん、6畳一間に収まる荷物)

辻 :ダメ。できるうちにしてかないと。
草薙:当日は、私たちだけで?
辻 :朝比奈さんが会社の車出してくれるって。
真鍋:お、らっき。家具も配置してもらお。
草薙:配置もなにも……どんな家具を買うんです?
辻 :ん~……

(部屋を見回して)

辻 :タンスと……テレビの台くらい?
草薙:ちゃぶ台は欲しいですね。
真鍋:ベッドは?
辻 :ふとんでよくない?
草薙:大切なのは食事関係ですよね。冷蔵庫は絶対に買わないと……
辻 :だねー。どこでみようか?
真鍋:ヨドバシで。んでポイントちょーだい。
辻 :ヨドバシ……ガスレンジとかもあったっけ?
真鍋:あるある。炊飯器も電子レンジも食器洗い機も。
辻 :食器洗い機はいらない。
真鍋:食器洗い機の方がエコだよ。
辻 :エコ以前に……みことさんが使えないし。
真鍋:あ。

(部屋のスミには、DSの刺さった360が放置されている)

真鍋:まあ……いっか……どうせあたし、台所仕事ほとんどやらないし。
辻 :やろうよ。
草薙:食器関係も買い足さないといけないですねぇ。
辻 :だねぇ。

(引越はお金が飛んでいきます)

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香澄とつかさのだらだら日記558日目

女子寮のある部屋での会話

(お茶をすする3人)

草薙:なんとか決まりましたねぇ。
辻 :決まったねぇ。

(新居、決まりました)

真鍋:あんな値段でおウチまるまる借りられちゃうんだ。びっくりした。
辻 :築30年だからね~。

(駅から徒歩5分。2階建て借家。2LDK。14万円)

真鍋:まあ、確かにボロかった。
辻 :ボロとかいわない。
真鍋:狼王。
辻 :それはロボ。

(シートン動物記)

辻 :別に気にならないでしょ。ご近所全部似たような家だし。
真鍋:まぁね~。あのあたり、いつ見ても渋谷区とはおもえねー。

(区画整理外はけっこうゴミゴミしています)

草薙:いいじゃないですか、古い家。落ち着きます。
辻 :みことさん、いっぱつで気にいってたもんね。
草薙:ええ、広い和室……

(和室12畳、洋室6畳、和室4畳半。フロトイレ別)

草薙:いいですねぇ(はふぅ)
真鍋:フロもラッキーだったし。
辻 :ラッキー……ねぇ。

(以前の住人が給湯器を暴走させた結果、新しいユニットバスになったようです)

辻 :まあ、ボクらにとってはラッキーか。
真鍋:そうそう。ラッキーラッキー♪
草薙:あとは、引っ越す日を決めるだけですね。
辻 :だね。

(心はすでに引越先へ)

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香澄とつかさのだらだら日記557日目

女子寮のある部屋での風景

(誰もいない部屋。灯りもなく、真っ暗)

ハム:………………………………

(暗闇の中。魔王さまだけが動いている)

ハム:………………………………

(3人は今日、映画の撮影)

ハム:………………………………

(何やら、すごい勢いで警戒しまくっている魔王さま)

ハム:………………………………

(誰もいない部屋)

ハム:………………………………

(誰もいない部屋)

??:………………下見……
ハム:…………………………!!

(誰もいない部屋?)

ハム:………………………………
??:……そんなに怖がらないで……

(硬直している魔王さま)

??:今日は……ほら……

(暗闇の中、鍵だけがうっすらと見える)

??:ちゃんと……許可を取っての見学だから……
ハム:………………………………

(魔王さまの硬直はとけない)

??:……ふぅん……

(誰かいる部屋)

??:……こういう部屋なんだぁ……

(しかし、気配は感じられない)

??:……くす……

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香澄とつかさのだらだら日記556日目

女子寮のある部屋での会話

真鍋:そーいやさー。
辻 :ん?
真鍋:今日ね、ジャム買ったんだけど。イチゴジャム。
辻 :ああ、これね。

(今、まさにパンにぬりたくってる)

真鍋:高かった。
辻 :そいや、高級そうだね。
真鍋:うん。あたしもこないだまでは安いのフツーに買ってたんだけど……

(真鍋もぬりぬり)

真鍋:なーんかさー。最近、高いのばっかうれてんのね。見てると。
辻 :へー。何でだろ?
真鍋:いや、これのせいだと思うけどさ。
辻 :……ん?

(ラベルには「国産苺使用」と書いてある)

辻 :あー……
草薙:なるほど……こんな所にまで……
真鍋:んで、安いのにはどのイチゴ使っているか書いてなくてさー。
辻 :……なんで、安いのが売れなくなったって分かったの?
真鍋:置いてあるスペースが狭くなってた。
辻 :なるほど。

(納得)

草薙:世間の目も厳しいですから。
辻 :でも、正直つかさまで気にするとは思わなかった。
真鍋:いや……店行くまでは気にしなかったんだけどさー。実際、そういうの目にすると気になるじゃん。
辻 :そういうもんかぁ。
真鍋:そーゆーもん。
草薙:そういえば……野菜売り場も国産のものの面積が広くなったみたいですね。
辻 :そうなんだ。
真鍋:そーそー。ぐり山さんグチってたもん。
辻 :なんて?
真鍋:安全なのはいいけれど……寮のご飯のやりくりが大変だわーって。
辻 :…………………………
草薙:………………………………
真鍋:あり。どしたの?
辻 :いや……あの人、寮の食費まで管理してるんだ?
草薙:やりくりは山本さんの仕事ではないような……
真鍋:あ、そういえば……
辻 :…………………………
草薙:………………………………
真鍋:でもさ、今さらぐり山さん以外のごはん食べたいとか思う?
辻 :う……うーん……

(うなる辻)

草薙:それは……ありますねぇ。
辻 :引っ越しで一番痛いのが、ボクらの自炊になるってことだもんなぁ。
真鍋:だよねぇ。
辻 :…………………………
草薙:………………………………
真鍋:毎日、食べに来ようか。
辻 :いや、それは流石にダメだろー。

(でも、出来ることならそうしたい)

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香澄とつかさのだらだら日記555日目

女子寮のある部屋での会話

辻 :………………………………
真鍋:………………………………

(難しい顔をしている2人)

辻 :………こ……これは……
真鍋:ありえんのか、これ。

(スポーツ新聞を見ている)

辻 :いや、普通ないよ。
真鍋:ないよねぇ。
草薙:なにがです?

(お茶を煎れて戻ってきた草薙)

辻 :いや、この記事。
真鍋:昨日話していた、でかい新人が載ってるの。
草薙:え? デビュー前なのにですか?
真鍋:そう。

(そこには、大型新人がコーチを破壊したという見出し)

辻 :ミコルコーチ、ふっとばされて病院送りだってさ。
草薙:え?

(首をかしげる草薙)

草薙:ミコルコーチって、あのミコルコーチですか?
辻 :そのミコルコーチ。
草薙:筋肉質の?
真鍋:うん。ぐーりこーげーん、のミコルコーチ。

(マッチョのポーズをとる真鍋)

草薙:ふっとばされたって……
辻 :タックルの練習で、ふっとばしちゃったんだって。
草薙:………………………………

(ちょっと、真剣な顔になる)

草薙:なるほど。私たちも若手のままではいられないという事ですか。
辻 :みたい。

(辻、ちょっと苦笑い)

真鍋:ま、あたしとはキャラかぶんないからいっか……

(1人納得している真鍋)

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香澄とつかさのだらだら日記554日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツのない部屋)

辻 :………………………………
真鍋:………………………………

(難しい顔をしている2人)

辻 :………つかさ、どう思う?
真鍋:どうもこうも……

(わずかに肩をすくめて)

真鍋:別の団体で良かったよ。あんなのが後輩だったらたまんない。
草薙:……大きかったですねぇ。
辻 :ねぇ。

(今日は、他団体と合同練習がありました)

真鍋:だってあれ、カオスよりでかいよ。ってか、190って何だよ。
辻 :正直、日本人であんなレスラーが出てくるとは思わなかった。
草薙:注目されてましたねぇ。
真鍋:そりゃ……アレだもんなぁ。

(出会ったのは、文字通り「頭1つ飛び抜けた」新人)

辻 :………………………………
真鍋:………………………………

(難しい顔をしている2人)

辻 :…………すごいね。
真鍋:……うん……

(体格のハンデをよく知る2人)

草薙:まぁまぁ。まだデビューもしていない相手ですし。
辻 :まあ、そうなんだけどね。
真鍋:現物を目の当たりにしちゃうとねぇ。

(考える2人)

辻 :(ボクの投げは……彼女みたいな存在にも通用するんだろうか?)
真鍋:(どういじるとおいしいかなぁ……アレ)


(難しい顔をしている2人)

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香澄とつかさのだらだら日記553日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

辻 :コタツもそろそろおしまいかなぁ?
草薙:遅すぎるくらいかと。
辻 :だよねぇ。明日にでもしまうか……
真鍋:えー、しまっちゃうのぉ?
辻 :もういいじゃん。だって……

(コタツ布団をめくる)

辻 :今だって、スイッチ入れてないし。

(中、真っ暗)

草薙:この狭い部屋に3人ですからね。
辻 :自然と暖かくなるしね。
真鍋:あと1回くらい、さむくなるってー。
辻 :そりゃ、なるだろうけど……そのためだけに出しておくのもなあ。
真鍋:むー。

(真鍋、名残惜しそうにこたつにほおをぺったり)

真鍋:まあいっか。その分、香澄んで暖をとれば。
辻 :おい。
草薙:そうですよ、それが一番です。
辻 :みことさんまでっ。
草薙:え? 私、何か変なことを言いましたか?

(自覚なし)

辻 :…………………………………………

(色々、言葉にしたいけど出来ない辻)

草薙:……………………?

(首をかしげる草薙)

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香澄とつかさのだらだら日記552日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

辻 :ふー。つかれたー。
真鍋:餃子つくりまくってたからねぇ。
辻 :今日は勝ててよかったよ~。餃子作った疲れで負けたとかなったら……
草薙:本末転倒ですからね。
真鍋:その餃子だけど……明日、どうすんの?
辻 :どうするって言われても……

(手作り餃子250パック、初日で完売しました)

辻 :さすがに知らない。
草薙:追加して作れと言われても……今日は無理です。
真鍋:なんで初日で売り切るかなー。
辻 :ねぇ。販売予告出してるのに。

(あきれる3人)

真鍋:そーいや、餃子と全然関係ないけど……聞いた?
辻 :なにを?

(両手をだらんとして幽霊のポーズ)

真鍋:昨日……出たんだって。ここで。
辻 :ここって……寮?
真鍋:うん。
辻 :そりゃ、ずいぶんと季節はずれな。
草薙:春分の日にも、少し早いですね。
真鍋:なんでも、恨めしそうに部屋を覗いていたとかさー。

(その、覗かれていた部屋が自分たちの部屋とは知らない)

辻 :うそくさいなー。
真鍋:ホントだってー。目撃者多数なんだから。
草薙:寮の誰かじゃないのですか?
真鍋:違うんだって。暗闇の中にひそんでて。見えたと思った次の瞬間にはいなくなってたんだって。
辻 :へー。
真鍋:みことん、巫女なんでしょ。何か気づかなかった?
草薙:私は、そちら方面はあまり修行していないので。


(寮の七不思議「覗き込む少女」誕生)

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香澄とつかさのだらだら日記551日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

真鍋:あのさ……
辻 :なに?
真鍋:いったい、いくつ作るわけ?
辻 :黙って手を動かしていた方が楽だよ……
草薙:………………………………

(今日も今日とて餃子作り)

真鍋:こんなに作って……売れんの?
辻 :さー。
草薙:………………………………

(1000個近くある)

辻 :明日と、明後日の2回に分けるから……
真鍋:1パック6入りで……
辻 :100パックで600個。200パックで1200個。
真鍋:200パック……
草薙:………………………………

(ちょっと計算)

真鍋:そう聞くと……足りない気がする。
辻 :明後日のハコ、大きいからね。
真鍋:う~、手がにんにくくせ~。
草薙:………………………………

(黙々と作業をする草薙)

真鍋:ところで……みことんは何でずっと無言なの?
草薙:………………………………
辻 :すごい集中力。

(目の焦点がぼやけた感じのまま、正確に餃子を包み込んでいく)

真鍋:つーか、あっちの世界いっちゃってない?
辻 :…………いっちゃってそう。
草薙:………………………………
辻 :単純作業って考えると……みことさんのこの状態がベストなのかも。
真鍋:あたしも身につけたいにゃ~。草薙流餃子術。
辻 :そんな名前がついてるかは知らないけれど……ボクも……

(餃子作りの夜が更ける)




































(その光景を、廊下から)

??:…………………………

(うすぅく開けられたドア越しに、覗く影があった)

??:……ここが……あたしの部屋になるのね……

(その人物は、気配も無く、誰にも悟られず)

??:……がんばるね…………リビングストンさん…………

(1時間以上。ただ、そこに佇んでいた)

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香澄とつかさのだらだら日記550日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

辻 :……………………ー……
真鍋:……………………ー……
草薙:……………………ー……

(ギョーザの具を皮に包んでいる)

真鍋:…………つか……なんで?
辻 :なんでって?
真鍋:いや……なんであたしらが餃子つつんでんの?
辻 :言ったでしょ。
草薙:明後日の興行で売るんですよ。
真鍋:いや、それは知ってる。

(指先を水にチョンチョンと濡らしながら)

真鍋:あたしが知りたいのはそのことじゃなくてー。
辻 :なに?
真鍋:なんで、あたしらなわけ?
辻 :映画の販促。
草薙:映画に出演する私たち3人の手作り…………が、売りだそうです。

(皮のはしに水を塗りたくり、スプーンで具を乗せる)

真鍋:そんなん、パートのオバちゃんでも作らせりゃいーじゃんっ。
草薙:そうは言っても……私たちの手作りと言う事で売るのですから。
真鍋:んな、バカ正直にあたしらが作らなくても……
草薙:嘘はいけませんよ。
辻 :そーだよ。そーうでなくても産地偽装とかブームなんだから。

(ブームという言い方には語弊がある)

草薙:そうですね。生産者偽装になってしまいますし。
辻 :こんな時代だからこそ、誠実にいかないとね。
真鍋:めんどくせー。

(ぷーぷー言いながらも、皮のすみをチマチマ折りたたんで完成させていく)

辻 :文句いわない。売り上げの2割くれるんだし。
真鍋:え? マジ!?
辻 :あれ? 聞いてない?
真鍋:きーてないよー。
辻 :くれるんだよ。そうじゃなきゃ、ボクだって断ってるって。本業じゃないのに。
草薙:引っ越し資金のタシになりそうですから。
真鍋:なんだー。お金出るのかー。

(うんうんと頷く真鍋)

真鍋:そういうことなら話は別ですにゃ~。
辻 :でしょ。
草薙:がんばって作りましょう。
真鍋:じゃ、こういうサービスもしておきますか。

(真鍋、皮の接着面を色っぽくペロリと舐めて濡らす)

辻 :きたなっ!
真鍋:汚いとはなんだよー。サービスじゃん。
辻 :ならないよっ。
草薙:不衛生です。食品なのですから。
真鍋:そーかなー。泣いて喜ぶ人もいそうだけど。
辻 :今の、ちゃんとよけときなよ?
真鍋:香澄んが食べたいの?
辻 :いらない。

(そして、また無言の作業に戻る)

辻 :……………………ー……
真鍋:……………………ー……
草薙:……………………ー……

(すでに300個以上の餃子が出来ている)

辻 :……………………ー……
真鍋:……………………ー……
草薙:……………………ー……

(具も皮もまだまだある)

真鍋:そーいえばさー。
辻 :なに?
真鍋:なんで餃子なの?
辻 :なんでって?
真鍋:だって、餃子とあたしらの出てる映画ってなーんの関係もないじゃん。
草薙:そういえば。何でなんでしょうね?
真鍋:香澄んは知ってる?
辻 :いや、知らないけど……多分……
真鍋:多分?

(だべりながらも、餃子を包む)

辻 :餃子事件で、かえって餃子の売り上げがのびたってニュースをってたからじゃないかな~。
真鍋:かなーって。
草薙:それ、結構前のニュースですよね?
辻 :でも、他に思いつかないし。
真鍋:いーかげんだなぁ。


(言いながら、舐めた餃子をこっそり山にまぜる)

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香澄とつかさのだらだら日記549日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

辻 :…………ふはー……
真鍋:………………死んだ……。
草薙:……なんというか……。

(ぐったりしている3人)

辻 :…………………………
真鍋:…………………………
草薙:…………………………

(今日も物件探し)

辻 :まさか……まだ人が住んでいるとは……
真鍋:……かんべんしてよ~
草薙:きつかったですね……

(物件には、まだ人が住んでいました)

辻 :どーする?
真鍋:どーするもこーするも……むり。ぶっちゃけ、むり。
辻 :だよねぇ。
草薙:立ち退くお金が無いって言ってましたから。

(世の中、不況です)

辻 :あれ、不動産屋さんも知らなかったみたいだね。
真鍋:あの大家のババァの独断でしょ。空き物件とか言ったの。
草薙:大家さんには大家さんの言い分がありますし。
辻 :むつかしーよねー。
草薙:……重いです……

(住居人と大家の愚痴合戦の板挟みにされました)

真鍋:あたし、あんな目にあうならナパームラリアット喰らってた方がマシ~。
辻 :ボクも。さおさおの蹴りの方がよっぽどマシ。
草薙:同感です。


(これも社会の荒波の一種でしょうか?)

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香澄とつかさのだらだら日記548日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

辻 :…………うーん……
真鍋:……むつかしいね~。
草薙:ですね。

(コタツの上には、今日見に行った物件のコピー)

辻 :まさか、天井が床の半分の面積とは……
草薙:見に行って良かったですね。
真鍋:あれはあれで、面白かったけどにゃ~。

(壁が床上80センチの所から斜めになっていました)

辻 :面白くても、住むのには不便だよ。
草薙:片側にタンスの類が置けないと言う事ですし。
真鍋:やっぱ、安いには安いなりの理由があるんだねぇ。

(渋谷区、駅から5分。2LDKで12万5千円)

辻 :書類上は理想の物件だったんだけどね~。
真鍋:あたしも、部屋はいいけどお風呂は許せなかったな~。
草薙:ああ、そうですね……

(コンクリートむき出しの風呂場)

真鍋:天井にパイプ走ってたし。どこの秘密基地かと思った。
辻 :やっぱ、見に行くのって重要だねぇ。
草薙:ですね。
真鍋:あんなとこでフロ入ったら工業製品みたいな気分になるもんね。
辻 :しばらくは、練習の合間に物件巡りかなー。
真鍋:おー。


(引っ越す時は、かならず現地を見学しましょう)

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香澄とつかさのだらだら日記547日目

女子寮のある部屋での会話

(コタツの3人)

辻 :…………うーん……
真鍋:……むつかしいね~。
草薙:ですね。

(コタツの上には何枚ものコピー)

辻 :ボクはやっぱり、畳がいいなー。
草薙:私もです。
真鍋:あたしはこだわりないから、2人にあわせるよ~。

(新しい部屋選び。大量に用紙をもらってきました)

辻 :最低3部屋でしょー。んで、会社に近いとなると……
草薙:結構、高いですね。
真鍋:別に部屋わかれなくてもいーんじゃない?
辻 :そぉ?
真鍋:うん。なんかさー。新しい家でもこーやってそーな気がする。
草薙:こう、といいますと?
真鍋:みんなで同じ部屋でダベってるの。
辻 :…………………………
草薙:…………………………

(想像してみる)

辻 :…………………………
草薙:…………………………

(さらに、想像してみる)

辻 :……あ~。
草薙:そうかも……しれませんね……

(なんとなく、納得)

真鍋:でしょ。みことんだって、居心地いいからこの部屋に住み着いたんだし。
草薙:……ま……まぁ、そうですね。

(ちょっと赤面)

真鍋:だったら、新しい家でも、普段はこーやってまとまってそーじゃん。
辻 :なるほど。
真鍋:1人になりたい時もあるだろうから、そういう部屋もいるとは思うけど~。
草薙:すると、重要なのは……
辻 :リビングかな。

(皆で用紙をガサガサとあさる)

辻 :じゃあ、個別の部屋は狭くていいか。
真鍋:なくていーじゃん。寝室で1つとっておけば。
辻 :まだ皆で寝る気か。
真鍋:もちろん!

(キッパリ)

辻 :あのねー。
真鍋:みんなで寝るのに賛成の人。はーい。

(手を挙げる真鍋)

草薙:…………………………………………
真鍋:はーいっ。
草薙:…………………………………………
真鍋:はいはーいっ!
草薙:………………………………はい……

(そっと手を挙げる草薙)

辻 :みことさんまで~。
草薙:……だって……
真鍋:はいはい。きまり。民主主義民主主義。
辻 :はぁ……

(肩をすくめる辻)

辻 :ま、いいけどね。
真鍋:じゃ、おっきい部屋がさいてい2つ~。


(改めて、皆で用紙をガサガサとあさる)

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香澄とつかさのだらだら日記546日目

女子寮のある部屋での会話。

(がっくし来ている辻)

辻 :…………負けたぁ……

(今日は辻vs菊池の試合がありました)

草薙:そこまで落ち込まなくても。
真鍋:そーだよ。いっちゃなんだけど、順当な結果じゃん。
辻 :うぐ……

(何気にひどい事を言う真鍋)

真鍋:今まで、菊池先輩に負けてそんなに悔しがったこと無いのに。
辻 :いや、だって……

(人差し指と人差し指をあわせてイジケのポーズ)

辻 :今のボクさ……チャンピオンじゃん。
真鍋:ああ。

(その一言で得心いった)

辻 :チャンピオンが「順当負け」ってダメだと思うんだ。

(人差し指と人差し指、うにうに)

草薙:……分かります。
真鍋:そーだにゃー。

(うんうんと頷く真鍋)

真鍋:確かにチャンピオンは簡単に負けちゃいかん。
辻 :そうなんだよ。
真鍋:香澄ん、不甲斐ないにゃ~。
辻 :うっ。
真鍋:甲斐性ないですにゃ~。
辻 :うぐっ!

(胸をぐっとおさえる)

真鍋:だらしないですにゃ~。
辻 :あぐっ……
真鍋:みっともないですにゃ~。ガッカリですにゃ~。
辻 :…………………うくく……

(床に突っ伏す辻)

草薙:あ……あの、つかささん。そのあたりで……
辻 :…………………………………………
草薙:香澄さんが、かなりのダメージを。
真鍋:いーのいーの。これも作戦のうちだから。
草薙:作戦……ですか?
辻 :…………………………………………
真鍋:そう! 香澄んが徹底的に落ち込んだところをあたしの愛でメロメロに!!
草薙:………………………………はぁ。

(色々と根本的な部分で間違った作戦)

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香澄とつかさのだらだら日記545日目

女子寮のある部屋での会話。

(コタツの3人)

真鍋:で?
辻 :今年は豊作みたいだよ。
草薙:振り落とされませんでしたか。
辻 :みたいだね。

(今年は新人がたくさん入ってくる模様)

真鍋:にっひっひっひ。いばりちらしてやろー♪
辻 :ほどほどにね。
草薙:返り討ちにあわない程度にしてくださいね。

(真鍋なので、あまり新人いびりも心配されない)

真鍋:でも……そっかぁ。豊作なのかぁ。
辻 :うん。豊作。
真鍋:そっかぁ……
草薙:……………………
辻 :…………………………

(どことなく、沈黙)

真鍋:じゃ、マジに引越かぁ。
辻 :だねー。

(引越、確定)

真鍋:こないだ見た部屋から撰ぶの?
辻 :いい部屋はとっくに埋まってるよ。探し直し。
真鍋:そっかー。
草薙:では、近いうちに……
辻 :みんなで探しにいこうか。
草薙:ええ。
真鍋:おっけー。


(だらだら生活、一区切り近し)

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